3Dプリンター

2013/09/27
昨夜から、急に涼しくなりましたね!!

我が家は、今朝家を出るときにウィンターガーデンを

パッシブモード(外を閉めて、内側を開ける)にしてきました。

 

 

さて、前回のお掃除の続き・・・は来週ご報告させて頂きます。

本日は、岡山県と岡山県産業振興財団主催の

「3Dプリンターセミナー」に行ってきましたので、

ちょっとだけそのご報告をいたします。

 

 

皆様もニュースなどでご覧になったかと思いますが、

3Dプリンターとは、入力した三次元データをもとに、

樹脂などの材質で立体的な形状を作ってしまうプリンターです。

金属や、紙、砂や石膏などを材質にするものもあるそうです。

 

セミナーでは、実際に作られたものも展示されていました。

なかなか精巧なものも作れるそうで、

上記はキーエンスという会社のアジリスタという

3Dプリンタによるものです。

 

私も面白そうだから欲しいなーと思って、

ネットで調べたりしていたこともあるのですが、

キーエンスの方に聞くと、この商品は数百万するとのこと。

電気店などで買える安価なものは、(製造物の)精度が低かったり、

湿気に弱くて変形するなど、比較的難点があるとのこと。

用途にもよると思いますが、購入する場合は、製造物の性質が

目的にあっているかを確認する必要がありますね。

 

さて、セミナーでは、経産省の方が3Dプリンターに

対する政府の解釈と、今後のビジョンについて説明。

やはり期待されるのは、製造業を後押しするための、

金属が扱える超高精度の3Dプリンターが欲しい!!

ということですが、現在はアメリカやドイツにリード

されており、平成26年から30年までの5年をかけて、

45億円かけて国産のものを開発する方向で話を進めて

いるそうです。

 

そしてキーエンス社の商品説明。

3Dデータを入力すると、樹脂の立体物ができるというもの。

 

藤井社長は、陶性外壁ツィーゲルを開発する時に、

石膏を彫って模型を作ったり、ウレタンボードで

実物大のサンプルを作ったりされたそうですが、

そういったプロトタイプの製作を頻繁にされる

企業には有難い商品のようです。

 

最後は、ナカシマメディカル社の講演で、人工関節等の

医療分野で3Dプリンタ(と現在言われている技術)を

使った事例を紹介。

 

3Dプリンタは、30年以上前から元になる技術は

あって(最初は日本人の大学の先生と言う定説)、

同社は十数年前から、数億円する装置を5台ほど入れて

きたそうです。(メモを取っていなかったので、大体で

書いております。数字に間違いがあったら申し訳ありません)

 

最近、安価な商品が出てきたことと、誰でもパソコンで

フリーソフトでも3Dのデータを扱えるようになったことが

最近3Dプリンタが有名になった要因のようですが、

ナカシマメディカル社の発表内容は、そのような廉価版の

話から一変、長年研究されてきた、金属加工の奥深さを

感じる内容でした。

(私は製造業の知識はないので、よけいそう感じたのだと

思いますが・・・)

 

コスミック・ガーデンですぐに使えるものではありませんが、

住宅は本当に様々な方面からのアプローチが必要なため、

このように少し畑が違う説明会などでも、たまにですが

参加しています。

 

また興味深いものがありましたらレポートさせて頂きます。

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