コロナ・インフルエンザの隔離室
コロナに代わり、今年の冬はインフルエンザが猛威を振るっていますが
家族の1人がインフルエンザ等に罹患した時
他の家族にうつさない方法を考えてみました。
それが自宅の中の隔離室です。
私の家で試してみました。
隔離室にしたのは主寝室です。
主寝室にはウォークインクローゼットがあり
そこと主寝室との間は引き戸で仕切られています。
寝室には外気の吸気口があり、クローゼットの中には排気用のパイプファンがあります。
主寝室の吸気口を開き、クローゼットの中のパイプファンをonにします。
寝室の入口のドアを閉じることによって、
吸気口から外気が入り、寝室の空気はクローゼットを通してパイプファンで排気されるので
寝室の空気は他の部屋(廊下を含む)へ漏れることはありません。
これで隔離室の完成です。
今回この隔離室が問題なく機能するか試してみました。
確認するのは寝室の二酸化炭素(CO²)濃度です。
寝室のCO²濃度が1,000PPMを超えなければ問題ありません。
CO²以外に温度も計測しました。
1月24日PM9:45にエアコンをoffにして寝室に入りました。
在室人数は2人
この時の室温は24.3℃
CO²濃度は533PPM
外気温が-1.0℃
一夜明け1月25日AM5:30
室温は23.0℃
CO²濃度は702PMM
外気温が、-2.0℃でした。
CO²濃度は533PPMから702PPMに上昇しましたが
1,000PPMよりかなり低く全く問題ありません。
隔離室は成功です。
ここで高気密高断熱性能もアピールしておきます。
暖房を切って、外気温-1.0~-2.0℃の状況で
約8時間で室温が24.3℃から23.0℃と1.3℃低下
1時間当たり約0.16℃の低下です。
というか、0.16℃しか低下していません。
これが、高性能住宅の実力です。
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