高断熱化も過ぎたるは猶及ばざるが如し。

2024/04/19

いまだに本物の高気密・高断熱住宅は新築される住宅の

1割程度に過ぎないなかで、

国は断熱等級に5,6,7等級を追加しました。

そのことに関して2023年12月26日の

“最高性能≠最適性能”

というブログの中で

「UA値0.3w/㎡kの自宅で11月なのに冷房しました。」

と書きました。

そして10年生活したこの住宅で初めて4月に

それも上旬の13日に冷房のスイッチをonにしました。

当社のスタッフのUA値が0.38w/㎡kの住宅では

まだ冷房の必要はありません。

断熱等級7(HEAT20におけるG3)のUA値は、

ここ岡山県南では0.26w/㎡kです。

UA値が0.3w/㎡kの自宅で11月にも冷房、4月にも冷房です。

この現状を観ると、断熱性能の高めすぎは

以前にも書いたように

合理的ではないでしょう。

ですから、断熱性能は断熱等級6

(HEAT20におけるG2,UA値0.46w/㎡kの以下)

がお勧めです。

※自宅の0.3w/㎡kは少し失敗だったと思います。

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

*

CAPTCHA