高断熱化も過ぎたるは猶及ばざるが如し。
いまだに本物の高気密・高断熱住宅は新築される住宅の
1割程度に過ぎないなかで、
国は断熱等級に5,6,7等級を追加しました。
そのことに関して2023年12月26日の
“最高性能≠最適性能”
というブログの中で
「UA値0.3w/㎡kの自宅で11月なのに冷房しました。」
と書きました。
そして10年生活したこの住宅で初めて4月に
それも上旬の13日に冷房のスイッチをonにしました。
当社のスタッフのUA値が0.38w/㎡kの住宅では
まだ冷房の必要はありません。
断熱等級7(HEAT20におけるG3)のUA値は、
ここ岡山県南では0.26w/㎡kです。
UA値が0.3w/㎡kの自宅で11月にも冷房、4月にも冷房です。
この現状を観ると、断熱性能の高めすぎは
以前にも書いたように
合理的ではないでしょう。
ですから、断熱性能は断熱等級6
(HEAT20におけるG2,UA値0.46w/㎡kの以下)
がお勧めです。
※自宅の0.3w/㎡kは少し失敗だったと思います。
コメント