ZEHビルダー

2017/04/07
コスミック・ガーデンは

ZEH(ぜっち)ビルダー

です!!

 

・・・と言われても、何のことやら?

という皆様向けに、かなりざっくり書きます。

 

ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」。

使うエネルギーより太陽光などで創るエネルギーの方が大きい住宅です。

(ただし設計上の数値のみで判定。例によって気密の規定はありません。

またエネルギーを創るのが条件なので、太陽光発電は必須です。

断熱・気密性能が高くても、創エネルギーがなければZEHではありません。)

 

これを建てる住宅会社がZEHビルダー、ということですが、、、

 

経済産業省は、

「2020年までに注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」

を目標としています。

国としてこれを達成するためには、全国の住宅会社が2020年までに

建てる住宅の半分をZEHにしてくれないといけません。

(新築住宅の半分に太陽光発電が付くということに・・・)

 

これを推進するため「ZEHの住宅には補助金を出します。ただし、

補助金をうけることができるのは、ZEHビルダーが建てた場合だけです」

と条件が付いています。

 

ではZEHビルダーになりたい住宅会社はどうすればよいのかというと、

「2020年までに建てる住宅の50%以上をZEHにします」

という目標を持ち、毎年の進捗の目標も立て、経済産業省に提出し、

ホームページ等にも掲載して宣言しなければなりません。

 

当社もZEHの助成金を活用するためZEHビルダーとして目標を提出し、

ホームページにも公表しているということで、下記のリンクがあります。

 

 

ちなみに経済産業省に登録したZEHビルダーは公表されていて、

下記ページで社名や目標の一覧が見られます。

 

ZEHビルダー一覧のページ

(余談ですが、最近よくこれを見て太陽光や設備の営業の方が来られます)

 

ただ、残念なオチがあり、過去(H24)の補助金を受けた

ZEHの建物の43%が、実際には創った電力量より使った

電力量が多く、実績上ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスでは

なかったという実績報告がありました。

 

その具体的な理由は公表されていませんが、少なくとも言える

こととして気密が悪いスカスカ住宅でも設計上「ZEH」になります。

そして設計上ZEHであっても、設計上の断熱性能が出ていて寒くない

である保証はありません。

もしかすると、設計通りの性能が出ず、寒いため、エアコンの稼働量が多く

電力をたくさん使ってしまっているのかもしれません。

 

設計上の断熱性能がきちんと出ている建物かどうかは、まだまだ真冬に見に行って

体感して、床や壁の温度を測り、かかる電気代を聞かないとわからないようです。

住宅建築に失敗しないために、覚えておいていただきたいと思います。

 

 

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