ソーラーパネルの取付方法

本当のゼロエネルギー住宅に

するには、ごく一般的な発電量の

ソーラーパネルに対し、どれほどの性能を

持った建物が組み合わされればいいのか？

を、検証するため　今回敢えて

「三菱電機」のソーラーパネルを

設置しました。

 

 

 

 

ソーラー発電を「売り」にしている

工務店・ハウスメーカーでは

そのすっきり感や、施工性（簡単・手間なく）を

重視し、屋根葺き材に　ベスト瓦(セメントの薄い板瓦)や

ガルバニウム鋼板などを

薦めているところが多いようですが、

本来、発電装置と　屋根材(防水)は　別物と考える

べきものです。

 

で、あれば上記の素材は　屋根材としては

不合格です。（耐久性・メンテナンスフリー性など）

 

 

焼き物・無機素材「瓦」を

葺いて、且つ設置時に瓦・屋根地・防水層に

傷を付けない　取付方法がコレです。

 

 

 

 

瓦を葺く前に、屋根地に治具を取り付けていき

それに組み合わされるステーを

瓦葺きしながら、組んでいきます。

 

写真では、わかりにくいのですが

瓦の上から長いビスで　直に打ち込んだりは

していませんし。瓦とパネルの隙間も

大きめなので、枯葉などが溜まって

雨水を妨げたり、漏電→火災などの

心配も不要です。

 

 

この方法で、既存の建物に取り付けることも可能ですが

一旦瓦をすべて剥がさなければならないので

非常にコストアップにつながります。

 

 

メリットとしては、上記以外に

当社標準施工方法である

「瓦の全段留め」が可能であるということも

挙げられます。