上棟際を執り行いました。

 

順調に棟が上がった M様邸。

一つの区切りとして、「上棟際」 を

執り行います。

 

 

 

屋根瓦はまだ葺けてはいませんが

「雨仕舞」と呼ばれる ルーフィングなどの

処理は完了しています。

 

 

1階と胴差(どうさし)、土台と1階など

階層ごとの緊結部分にある

「帯金物(おびかなもの)」 は、屋根上にすべての

瓦を上げて 1トン以上の重量がかかり

ある程度、沈み込んだ状態で

端を固定します。

 

 

木造住宅の場合、屋根瓦の総重量でそれくらい

縦方向に圧縮されます。

 

 

さて、上棟際開始です。

 

建物四方のお清めで、塩・酒・米を

使います。

 

 

 

平尾監督と、施主さんご家族が

一緒に清めて回ります。

 

 

工事の安全祈願と M様の発展を

祈願し 祝詞奏上の後

乾杯です。

 

 

 

ご用意頂いた、食事を大工さんたちも

一緒に頂きます。

 

お赤飯やお酒の お土産も付けてくださいました。

 

 

 

食事の後は、西本電業さんと

電気配線打ち合わせです。

 

 

コンセントや、スイッチ類の位置や高さの

最終確認です。

 

この日に向けて、事前に打ち合わせは

終わらせていますが、図面と現地では

イメージや雰囲気がわかるので

この場で決定するのが

後々のトラブルを防止することになります。

 

 

特に外周壁に面するコンセントやスイッチなどの

配線は ウレタンを吹き付けた後だと

変更や移動はほぼ不可となりますので

要注意です。

 

また、あまり多岐にわたる変更も

混乱を招きます。

 

大手メーカーさんなどの現場では

設置後の変更は 認められなかったり

高額な変更金額として

施主さんに跳ね返ってきますので要注意です。

 

 

とりあえず、ほぼ半日を要する 上棟際ですが

実物大の大きさの我が家を実感する

一つの区切りのイベントです。

 

皆さんの 思い出になれば幸いです。

 

 

M様 本日はおめでとうございました。

 

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