屋上防水と、便器交換。

 

屋上の 不要物を撤去して

部分的に水たまりが出来てしまうので

水勾配を取り直す、下地の工程です。

 

 

出来るだけ 屋上の傾斜を緩くすることを

望まれているので、ギリギリの勾配を測定して

「水盛り」を行います。

 

モルタル左官で、水勾配を取って

防水工事です。

 

防水塗装の後、トップコートで仕上げて、細かな

所を埋めていく収めをします。

 

 

屋上という事もあり、16時くらいにならないと

日陰が出来ないなかで、最高気温35度超えの

この日、職方さんたちは本当に頑張ってくれています。

 

こまめな休憩と、水分補給をしっかりするように

お願いしてきました。

 

毎日が熱中症との戦いのような 仕事でもあります。

 

 

 

次は、屋内の作業ですが

「学童保育」をされている建物内の

便器交換です。

昨年に、リフォームした物件からの

ご依頼です。

 

リモコンとウォシュレット付きのタイプです。

シンプルな作りですが、流した後

ずっと 少しの流水音がする。タンクにいつまでたっても

満水にならない。などの

理由で新品に交換します。

 

最近の便器は奥の壁から約200mmの位置に

排水管が来るように設計されています。

 

昔のものは 奥の壁から380㎜~400㎜位離れた位置に排水管が

有るので、その「差」を補正するパーツを取り付ける

「リモデル」用の製品を用意しなければ

現場で非常に困ったことになります。(設置不可)

 

古い便器を外したら、梱包されてくる「型紙」を

セットし、便器固定用部品を止めるビスの位置を

確認します。

 

この時、床が「木製」なのか「コンクリート」なのか

「タイル」なのかで 用意する部材や 工具も変わってきます。

 

   

 

今回 ご依頼頂いたのは、 「暖房便座」は必要だけど

「ウォシュレット機能」は不要という事なので

この機種を選定しました。

 

昔のものは「大」で約13~18L位

水を流すのに対し、

これらは 4.8L~4.6L程度と

かなりの節水になります。

 

 

使用回数の多い、このような場所なら

メリットは非常に大きなものになります。

 

子供たちが、快適に使ってくれれば

嬉しい限りです。

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