屋根廻り。
今だけ見る事の出来る
二重通気層の軒先開口部です。
緑色のなっているのは
ホウ酸塩処理が終わっている証です。
屋根には防水の為のルーフィングが張られています。
ケラバ瓦が有るタイプの瓦をチョイスされている
Y様邸では SUS304 ステンレス製「捨て樋」を
設けます。
ケラバ瓦から回った雨水をこの樋を
使って 屋根の雨どいまで流します。
瓦が葺きおわると先端部以外は見えなくなりますが
ガルバリウムやカラー鉄板ではなく
高耐久性を実現する為
コストは高いですが、ステンレスを使います。
屋ねん先端 棟部分には、屋根の通気層から
あがってきた 熱や湿気を排出する為の
「棟換気(棟風=むねかぜ)」を取り付けます。
棟瓦がのってしまうと 見えなくなってしまいますが
重要な役目を担います。
愛知県 三州の瓦 「丸栄陶業」の製品です。
ルーフィングには瓦桟 (ホウ酸塩処理済)を設置し
束になった瓦を 間配って
建物に荷重を掛けて 落ち着かせます。
しっかり荷重が掛かったら
帯金物などを 固定していきます。
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