屋根葺き完了と透湿防水シート

中間検査の時点では、すでに屋根瓦を

葺く工事は完了していました。

 

 

屋根のてっぺん(棟瓦)の下に

少し影があるような部分が 2か所あるのが

わかります。

 

 

 

これは、瓦の裏側を上昇してきた

空気(温度があがり、上昇気流となる)が

抜けていく 屋根の換気口です。

 

口が開いているわけですから、

もちろん雨水や小動物が侵入できない構造に

なっています。

 

真夏に 離れてみると まるで

「カゲロウ」のように 温度の高い空気が

ゆらゆら揺れて見えることもあります。

 

 

透湿防水シートの「タイベック」を巻いたA様邸。

「木の色」 から 「白い建物」 の変わります。

 

外部からの「水」は侵入させませんが

内部からの「水蒸気」は外に向かって放出させる

構造のシートです。

 

様ざまなメーカーから このようなシートは

販売されており、価格も様ざまです。

それぞれ、微妙な違いがありますが

紫外線に対する耐久性。

施工中の 傷やひっかきに対する強度。

ブチルテープなど防水に関するテープとの

接着性やその相性など。

考慮しなければならない項目は

たくさんあります。

 

換気扇用の

穴の周りには、隙間なくブチルテープが

貼られていますが、この相性が悪い(はがれやすい)製品も

存在します。

 

色んな部材を決定するのに、コストばかりに

目を奪われると、将来的に大変なことになる場合も

あります。

 

コスミックガーデンの 採用部材にはそれぞれ理由が

あります。

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