頭のてっぺんと足の裏
今回は変わったタイトルをつけましたが、
頭のてっぺんとは、屋根の事です。
足の裏とは、基礎のなかにもぐって、床下から見上げた所
のことです。
О様邸は、外観はフラットな屋根で、ビルのような「パラペット」
の内側に、ステンレスの金属屋根が隠れています。
金属の屋根というと、昔は「トタン板」、最近は「ガルバリウム鋼板」という
イメージでしょう。
コスミック・ガーデンでは、50年・100年先、酸性雨のことなどを
考えると、「ステンレス・スチール」を採用します。
もちろん、金属屋根だと、熱対策もあるので、屋根構造自体を
二重にし、通気層を設けることで、2階の天井からの輻射熱を
ブロックします。
О様邸の床下の写真です。
断熱材が白く見えます。
旭化成の「サニーライト」を根太の感覚より大きめにカット。
叩き込むように入れることによって、将来的に、
万一根太が痩せた場合、断熱材との隙間が出来るのを
防ぎます。
床下も高さが十分あるために、点検・補修もしやすく、
シロアリなどの蟻道を早期発見、見落としのないチェックが可能となります。
基礎パッキン工法など換気口の無い床下と比べ、
夏場どれくらい蒸し暑さ、風の通りが違うか
皆さんに体験して頂きたいくらいです。
これからもずっと、基礎の換気に関してはこの工法を変えることは
無いでしょう。
頭のてっぺんも足の裏も
どちらも大切なところですから・・・。 人も家も。
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