建て方です
いよいよ建て方の日となりました。
床のプラットフォームの上に壁パネルを建て始めます。
枠組壁工法の建て方は、あっという間に
家の形になるので、驚かれます。
軸組工法との大きな違いは、
1階の床の上に1階の壁、
その上に2階の床(=1階の天井)、
その上に2階の壁、
その上に2階の天井
・・・と、積み木のように積み上げて6面体を作っていくことです。
そのため、
屋根の重さが2階の天井に乗り、
その重さが2階の壁に乗り
その重さが1階の天井に乗り
その重さが1階の壁に乗り
その重さが1階の床に伝わり、基礎に乗ります。
これが枠組壁工法(ツーバイフォー・ツーバイシックス)と
軸組工法との大きな違いで、
縦の柱に横から捉まる梁のような部分が無く、
無理なく上から下へ重さが流れていく構造になっています。
合理的ですが、理論通りの強さを出すためには、
まっすぐに建物を重ねていかなければなりません。
「立ち」を見て壁を調整しながら、テキパキとパネルを重ねていきます。
レッカーのドライバーとの息合わせも大切です。
腕の良い大工のチームのお陰で、1日目にしてほぼ屋根の途中まで進みました。
コスミック・ガーデンの屋根の構造は
遮熱強化型の「二重屋根」です。
野地板が二重になり、
その間に通気を取る構造で、
1枚目と2枚目の内側の温度差は、
断熱材なしでも、真夏で約10度。
夏の遮熱に大変有効です。
2日目には、屋根まで組み終わり、
雨仕舞のブルーシートが巻かれて
完了となりました。
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