地盤改良からの着工です

あちこちの区画で工事が始まっている、広谷分譲地のモデルハウス、当社も着工となりました。

最初の工程は、地盤改良です。

元々田んぼを開発した地域ですので、そこそこの深さでの柱状改良になりました。

パイルドライバーのお目見えです。

柱状改良は、地面直下に縦長の穴を掘って、深い場所にセメントを注入しながら徐々に上昇して文字通りセメント柱を地面の中に作っていく改良工法です。

ということで材料の固化材も搬入されてきました。

固化材をプラントに注入して現場でセメントを作ります。

地盤調査の結果によって改良柱の長さは変わります。ドリルを継ぎ足していき、穴を深く掘っていきます。改良柱の深さは地盤調査によって決まりますが、10mを越える場合も多くあります。

また地質調査のため、深さごとにサンプルを採取し、pH試験なども行われます。

セメントを注入しながら改良杭を打設していきます。

最後は表面を綺麗に仕上げて完成です。これが建物の基礎を下支えします。

工事完了です。目立ちませんが、基礎の形状に合わせた40本を超える改良柱が打設されました。

次工程は、いよいよ基礎工事となります。