手壊し作業から。
扉の面材を、カリンやチークなど高級素材でオーダーした当時のキッチンも
手作業で、少しづつバラされて行きます。
重量の有る IHクッキングヒーターの電源と固定金物を外せば
キッチンから簡単に外れます。

吊戸棚、キャビネット、レンジフード、タイル張り部分を撤去して
スッキリしています。
この後、間仕切壁の一部を触っていきます。

今まで使って頂いていたリビングの収納も
内部の使い勝手を変えるため、今の棚板類を撤去します。

浴室内も配管類と電気系統を遮断し切り離したら
ここも手作業にてバラして行きます。

当時のコスミックガーデンの建物では、浴室や脱衣室も
他のエリアと同様に 床断熱にしていました。
今回はこのエリアだけ、新築と同様に基礎断熱仕様に変更します。
このエリア以外は、当時も現在の新築物件も床断熱仕様となっています。

床面に黒いごみ袋を置いているように見えているのは、「備長炭」です。
2000年の物件くらいまで、標準的に床下に「袋入り備長炭」を
基礎に敷き詰めていました。
備長炭の吸放湿性能により床下の環境を整えるのが目的です。
ベタ基礎が標準仕様になり、コンクリートへのコスミックパウダーの
混入もあって、「木炭敷き込み」は終了しました。
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