家を進化させるのは住んでる人の健康や幸せを考えてのこと。少しでも多くの人に良い家に住んでほしいから。住宅会社としての使命感があるんでしょうね。

家を進化させるのは住んでる人の健康や幸せを考えてのこと。少しでも多くの人に良い家に住んでほしいから。住宅会社としての使命感があるんでしょうね。
創業時からのツーバイシックスパネル製作のパートナー

有限会社SHIN 工場長
新居 博人氏

他社との違いは「補強」がすごいことです。天井の梁も1本で良いところを2本にしてたり、ころび止め(補強材)の数も多い。だから使用している木の量は多いですね。 二階の床の根太に金物をつけて補強している会社は他には無いと思います。建築基準法的には取り付けなくてもいいので。 それと、内壁にも構造用合板を使用している。通常、内壁は石膏ボードだけなんですが、合板+石膏ボード。多分、合板の量は普通の家の1.5倍くらいは使用していると思います。3階建てだとやったりすることもあるのですが、2階建ての家でやってるところはほぼ無いと思います。

2×4の戸建て住宅に使用する木材パネルを製作しています。2×4は、建築現場で大工さんが建てる在来工法とは異なり、工場で事前にパネルを作って現地で組上げていくんです。

コスミックガーデンさんの会社設立からの長いお付き合いです。もう25年以上になりますが、家づくりはどんどん進歩していますね。強度や気密性にしても。

※ツーバイシックスパネル製作の様子

他社との違いは「補強」がすごいことです。天井の梁も1本で良いところを2本にしてたり、ころび止め(補強材)の数も多い。だから使用している木の量は多いですね。

二階の床の根太に金物をつけて補強している会社は他には無いと思います。建築基準法的には取り付けなくてもいいので。

それと、内壁にも構造用合板を使用している。通常、内壁は石膏ボードだけなんですが、合板+石膏ボード。多分、合板の量は普通の家の1.5倍くらいは使用していると思います。3階建てだとやったりすることもあるですが、2階建ての家でやってるところはほぼ無いと思います。

一番の特徴は構造用合板の釘の打ち方ですね。釘の“めりこみ”は結構言われます。めり込みが2ミリ以上になったら強度が出ないんです。9ミリの合板は3層あるんですが、1層を超えてめり込むと強度がガタッと落ちてしまう。

藤井社長がめり込みを0にしてくれというこだわりがあるので、仕上げは手で打ってます。機械で打ったら一発で終わるんですが、コスミックガーデンの場合は、機械で浅く打ってから、めりこまないように手で打つので時間がかかりますね。釘もメッキ処理(錆止め)されたものを使用しています。

※釘のめり込みを0に抑えた様子
※釘がめり込みすぎると構造用合板が
裂けて強度が落ちてしまう

コスミックさんは、職人を大事にする会社です。昔から職人は変わりません。そこまで職人を信頼してるのかなと思います。その分、みんなコスミックの注文をちゃんと聞いてやってくれる、手間がかかっても。職人同士も仲がいいです。

社長は「良い職人がいないと良い家は建たない。だから大事にしないといけない、自分たちは考えるだけだから」と言ってくれますね。

※釘がめり込まないように手打ちで仕上げ作業をしている様子

藤井社長は会ったら話が長いんですよ。会うたびに色々なアイデアを聞かされる。色々と実験もされてるようですね。今は2階の床の足音なんかが気になってるみたいです。色々と試してダメならやめるし良いものは残していくという会社。まだ色々と考えているのでどこまでいくのかな。

考えないとステップアップしない、ここでいいわって考えになる。良いもの、もっと良いものを作る。今の段階に満足せず、まだ上があるのでは、と目指してる会社。それは施主さんのことすごく大事に思ってるからだと思います。

構造の強度を上げたり、気密を高くして家の中の温度差をなくしたり、家を進化させるのは住んでる人の健康や幸せを考えてのこと。少しでも多くの人に良い家に住んでほしいから。住宅会社としての使命感があるんでしょうね。