中国地方ではHEAT20 G1or G2 を目指して、それ以上コストをかけない

中国地方では、HEAT20のG1~G2 を目指せば十分に冬暖かくて夏涼しい家を作ることができます。

断熱性能:Uᴀ値
目指す数値0.46~0.56程度
※HEAT20 G1~G2

そして、これ以上UA 値を良くする必要はありません。例えば、G3 まで性能を高めたとしても、数百万単位の追加費用に見合うだけの電気代削減効果は無く、費用対効果が非常に悪くなってしまいます。

断熱性能のグレードアップ費用年間の電気代の関係

HEAT20Uᴀ値G1からの
グレードアップ費用
年間の電気代G1との
電気代の差額
(年額)
G10.56253,320円
G20.46約50万円244,920円-8,400円
G30.26約320万円230,680円-22,640円
※HETA20 G2・G3へのグレードUP費用と年間の電気代の関係

※モデルケース:岡山県南部(6地域)、約35坪、オール電化住宅、太陽光発電無し
※一般財団法人住宅・建築 SDGs 推進センター提供「住宅に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム」にてシミュレーション(https://house.lowenergy.jp/)

断熱性能のグレードアップ費用ライフサイクルコストの関係