放射温度計
こちらです!!
物質が温度によって発する赤外線(電磁波)をセンサでとらえ、
物質の表面温度を測定する、放射温度計という測定機器です。
住宅展示場などで断熱性の高さを説明するために
使われたりしているので、ご存知の方もいらっしゃると
思います。
早速、自宅へ持ち帰り、試してみます。
・・・と、最初から、暖房運転中のエアコンの吹き出し口を計測。
見にくいのですが、吹き出し口に赤いレーザーのポインタが
当たっているのが見えますでしょうか。
ほぼレーザーポインタ周辺の温度が計測できますが、なんと42.7度。
熱風が出るわけですねー。
少しずらして吹き出し口の10cmほど下の壁を測ると、22.7度です。
対して、 エアコンの上の天井は、23.7度。
さらに、付近の床の温度を測ると、18.1度です。
我が家のここのエアコンは1階全体を暖めていて、
朝で結構頑張って回っていたので、周辺の温度に
ばらつきがあるようです。(設定は常に20度)
この後、色々なところを測ってみましたが、
エアコンや日射しなどの温かいところや、
窓付近などの寒いところ以外は、あまり温度の
ばらつきはなく、18~20度前後といった
ところでした。
ちなみに、この放射温度計は1点しか測れませんが、
何十倍、何百倍もの点を一度に測れるサーモカメラで
同じ我が家のエアコンの周辺を測ると、こうなります。
(1年前、購入を検討してデモ機を借りた時の画像です)
こちらを使うと、温度分布が一目瞭然ですよね。
ホントはこちらが欲しかったのですが、お値段も
何十倍もしますので・・・
まずは最低限、測定できるものがないと、
ということで今回は放射温度計になりました。
今後、見学会などで登場するかと思います。
【おまけですが】
以前サーモカメラを借りて実験した際のブログ記事を
ご紹介します。ご興味のある方は読んでみて下さいね。
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