放射温度計

2014/01/10
先日のデータロガーに続き、新ツールが導入されました。

こちらです!!

物質が温度によって発する赤外線(電磁波)をセンサでとらえ、

物質の表面温度を測定する、放射温度計という測定機器です。

住宅展示場などで断熱性の高さを説明するために

使われたりしているので、ご存知の方もいらっしゃると

思います。

 

早速、自宅へ持ち帰り、試してみます。

・・・と、最初から、暖房運転中のエアコンの吹き出し口を計測。

見にくいのですが、吹き出し口に赤いレーザーのポインタが

当たっているのが見えますでしょうか。

ほぼレーザーポインタ周辺の温度が計測できますが、なんと42.7度。

熱風が出るわけですねー。

 

少しずらして吹き出し口の10cmほど下の壁を測ると、22.7度です。

 

対して、 エアコンの上の天井は、23.7度。

 

さらに、付近の床の温度を測ると、18.1度です。

 

我が家のここのエアコンは1階全体を暖めていて、

朝で結構頑張って回っていたので、周辺の温度に

ばらつきがあるようです。(設定は常に20度)

 

この後、色々なところを測ってみましたが、

エアコンや日射しなどの温かいところや、

窓付近などの寒いところ以外は、あまり温度の

ばらつきはなく、18~20度前後といった

ところでした。

 

ちなみに、この放射温度計は1点しか測れませんが、

何十倍、何百倍もの点を一度に測れるサーモカメラで

同じ我が家のエアコンの周辺を測ると、こうなります。

(1年前、購入を検討してデモ機を借りた時の画像です)

こちらを使うと、温度分布が一目瞭然ですよね。

ホントはこちらが欲しかったのですが、お値段も

何十倍もしますので・・・

 

まずは最低限、測定できるものがないと、

ということで今回は放射温度計になりました。

 

今後、見学会などで登場するかと思います。

 

【おまけですが】

以前サーモカメラを借りて実験した際のブログ記事を

ご紹介します。ご興味のある方は読んでみて下さいね。

第一弾第二弾

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