二種換気の検証

2016/09/27
第1種換気・第3種換気はよく聞かれるかもしれませんが、

第2種換気を実装している例はあまり聞かれません。

 

それにはいくつかの理由があるのですが、

それらの確認も含め、本日は朝から実地検証です。

 

実験棟は、こちらのお宅!!

いつもお邪魔してスミマセン!!

 

しかも、中にこんな大きい機材を持ち込んだりして・・・

とっても暫定的ですが、立派な二種換気の

テスト環境ができあがりました。

黒い箱は、電磁式の高性能空気清浄フィルターです。

 

換気フィルターのメーカーの方にもご協力いただき、

パーティクルカウンターという機械で室内の微粒子の

個数の測定をします。この機械、買うと高いんですよ~。

上の△の列をご覧ください。これは外気を測った数値ですが、

1分間、測定器の付近の空気を吸い込んで

PM0.3 を 110,310個キャッチ

PM0.5 を 6,298個キャッチ・・・

と読みます。

これ、外で測りましたと言っても、車が多い道路に近かったり

近くに工場があったり、風の強さや雨などによっても日々

変わります。

 

では室内の測定に移ります。通常状態の実験棟の室内。

外気より多かったり少なかったりしますが。

室内も、人が歩いたり絨毯を踏んだり、洗濯物をたたんだり

台所で煮炊きをしたり、いろんなことで微粒子は宙を舞います。

外も中も、某国から飛んでくる微粒子ばかりではありません。

 

さて、先程の二種換気の電磁フィルターを3時間稼働させたあと、

室内の同じ場所で微粒子を測ると下のようになりました。

おお、同じ場所の、特に小さめの微粒子が減っていますね。

大きいものは個数が少ないので誤差も大きいのですが。

確実に空気はきれいになるようです。

 

では、そもそも電磁フィルターから出てくる空気はどのくらいきれいなのか?

と見てみると・・・

!!これは少ない!!

この電磁フィルターを貸して頂いたのは、タバコルームの

空気清浄機を作っている老舗のメーカーさん。

その実力は確かでした。

 

本日の検証の結果を一部ご紹介しました。

この結果も踏まえて、良い家、良い空間を創るため、

引き続き検証していきます・・・・

 

 

 

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