二種換気の検証
第2種換気を実装している例はあまり聞かれません。
それにはいくつかの理由があるのですが、
それらの確認も含め、本日は朝から実地検証です。
実験棟は、こちらのお宅!!
いつもお邪魔してスミマセン!!
しかも、中にこんな大きい機材を持ち込んだりして・・・
とっても暫定的ですが、立派な二種換気の
テスト環境ができあがりました。
黒い箱は、電磁式の高性能空気清浄フィルターです。
換気フィルターのメーカーの方にもご協力いただき、
パーティクルカウンターという機械で室内の微粒子の
個数の測定をします。この機械、買うと高いんですよ~。
上の△の列をご覧ください。これは外気を測った数値ですが、
1分間、測定器の付近の空気を吸い込んで
PM0.3 を 110,310個キャッチ
PM0.5 を 6,298個キャッチ・・・
と読みます。
これ、外で測りましたと言っても、車が多い道路に近かったり
近くに工場があったり、風の強さや雨などによっても日々
変わります。
では室内の測定に移ります。通常状態の実験棟の室内。
外気より多かったり少なかったりしますが。
室内も、人が歩いたり絨毯を踏んだり、洗濯物をたたんだり
台所で煮炊きをしたり、いろんなことで微粒子は宙を舞います。
外も中も、某国から飛んでくる微粒子ばかりではありません。
さて、先程の二種換気の電磁フィルターを3時間稼働させたあと、
室内の同じ場所で微粒子を測ると下のようになりました。
おお、同じ場所の、特に小さめの微粒子が減っていますね。
大きいものは個数が少ないので誤差も大きいのですが。
確実に空気はきれいになるようです。
では、そもそも電磁フィルターから出てくる空気はどのくらいきれいなのか?
と見てみると・・・
!!これは少ない!!
この電磁フィルターを貸して頂いたのは、タバコルームの
空気清浄機を作っている老舗のメーカーさん。
その実力は確かでした。
本日の検証の結果を一部ご紹介しました。
この結果も踏まえて、良い家、良い空間を創るため、
引き続き検証していきます・・・・
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