ネジのゆるみ
「施主だったんですよね」等のお声をかけて頂くことがあります。
ありがとうございます。
さて、今日も頑張るぞ!!と朝、玄関を出ようとしたところ、
「ん?」と玄関ドアのあるところに目が留まりました。
カメラマンの腕が悪く、外にピントが合っていますが…
分かりますでしょうか。
玄関ドアの角がはがれて、中のアルミが見えています。
「誰か固いものでもはさんで、傷をつけたのかな?」と思いましたが、
もう少し周りを見回したところ、原因が分かりました。
またちょっと分かりにくい写真ですが、ご覧ください。
(注)このドアは引き戸です。開き戸ではありません。
ドアを閉めた時に、ドアの傷がちょうど当たる 場所に、外枠を止めているビスがあります。
このビスが…
2ミリほど浮いており、ドアに当たってドアに傷がついていたのです。
入居して3年半になりますが、勿論、当初はドアに傷はなく、このような
状態ではなかったと思います。
会社で色々聞いたところ、温度、湿度による木の変化に加え、
この玄関ドアは引き戸でペアガラスで大きく重いものですが、
これが1日に何十回もガツンガツンと当たるので、どうしても
木の変化が激しく、力もかかる場所のビスが出てくることはあるということです。
さて、このようなビスは即締めてしまうに限りますので、自宅の普通のプラスチックの
グリップのドライバーで締めようとしたところ、固くて動きません。
もう一つあった、力が乗りやすいゴムのグリップのドライバーを使ったところ、
やっと締りました。やはり木の締りが強い場所だったのでしょうか。
締ったビスです。
念のため、この外枠の他のビスも回してみたところ、結構回るものがありました。
このような内容をご紹介すると「施工ミスじゃないの?」と思われるかも知れませんが、
引き渡し当初からビスが出ていたことはありませんでしたし、このようなことはあるので、
できれば、特に引き戸が閉まるような衝撃を受ける場所のビスは、気が付いたときに
少しドライバーで回してみる等して頂きたいということなので、敢えて掲載致しました。
他にも、開き戸の「ちょうつがい」も、最近は調整ができるようになって便利な反面、
緩んでガタガタと動くような状態になったり、開け閉めする際に、床や枠にあたるような
状態になってしまうことがあると思います。
我が家も以前、子供が(志村けんのように)取っ手にぶら下がったドアが一瞬にして傾いてしまい、
ちょうつがいを調整し直したことや、単にちょうつがいを止めているビスが緩んで、
ドアが傾いたりしたこともありました。
(経験的には、やはり開け閉めの多い玄関、ホール、シュークローゼットのドア等が多いです)
動くものはどうしても調整が必要になることがあります。
ご自身で点検、調整ができる御施主様はたまに気にかけて頂ければ幸いです。
勿論、やり方が分からない、見て欲しいという場合は、お気軽にご連絡下さい。
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