ネジのゆるみ

2012/10/18
最近、当社にいらっしゃった御施主様から「新しい方ですよね?」

「施主だったんですよね」等のお声をかけて頂くことがあります。

ありがとうございます。

 

さて、今日も頑張るぞ!!と朝、玄関を出ようとしたところ、

「ん?」と玄関ドアのあるところに目が留まりました。

カメラマンの腕が悪く、外にピントが合っていますが…

分かりますでしょうか。

玄関ドアの角がはがれて、中のアルミが見えています。

 

「誰か固いものでもはさんで、傷をつけたのかな?」と思いましたが、

もう少し周りを見回したところ、原因が分かりました。

 

またちょっと分かりにくい写真ですが、ご覧ください。

(注)このドアは引き戸です。開き戸ではありません。

 

ドアを閉めた時に、ドアの傷がちょうど当たる 場所に、外枠を止めているビスがあります。

このビスが…

2ミリほど浮いており、ドアに当たってドアに傷がついていたのです。

入居して3年半になりますが、勿論、当初はドアに傷はなく、このような

状態ではなかったと思います。

 

会社で色々聞いたところ、温度、湿度による木の変化に加え、

この玄関ドアは引き戸でペアガラスで大きく重いものですが、

これが1日に何十回もガツンガツンと当たるので、どうしても

木の変化が激しく、力もかかる場所のビスが出てくることはあるということです。

 

さて、このようなビスは即締めてしまうに限りますので、自宅の普通のプラスチックの

グリップのドライバーで締めようとしたところ、固くて動きません。

 

もう一つあった、力が乗りやすいゴムのグリップのドライバーを使ったところ、

やっと締りました。やはり木の締りが強い場所だったのでしょうか。

 

締ったビスです。

 

念のため、この外枠の他のビスも回してみたところ、結構回るものがありました。

 

このような内容をご紹介すると「施工ミスじゃないの?」と思われるかも知れませんが、

引き渡し当初からビスが出ていたことはありませんでしたし、このようなことはあるので、

できれば、特に引き戸が閉まるような衝撃を受ける場所のビスは、気が付いたときに

少しドライバーで回してみる等して頂きたいということなので、敢えて掲載致しました。

 

他にも、開き戸の「ちょうつがい」も、最近は調整ができるようになって便利な反面、

緩んでガタガタと動くような状態になったり、開け閉めする際に、床や枠にあたるような

状態になってしまうことがあると思います。

 

我が家も以前、子供が(志村けんのように)取っ手にぶら下がったドアが一瞬にして傾いてしまい、

ちょうつがいを調整し直したことや、単にちょうつがいを止めているビスが緩んで、

ドアが傾いたりしたこともありました。

(経験的には、やはり開け閉めの多い玄関、ホール、シュークローゼットのドア等が多いです)

 

動くものはどうしても調整が必要になることがあります。

ご自身で点検、調整ができる御施主様はたまに気にかけて頂ければ幸いです。

勿論、やり方が分からない、見て欲しいという場合は、お気軽にご連絡下さい。

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