シックハウスが。。。
昨日から、ニュースなどで
報道されている 「新議員会館」で
シックハウス症候群が問題となっていることで
感じたことをお話します。
約1700億円もかけた いまどきバブリーな
新議員会館で、医師から議員になった
政治家さんが、気分が悪くなった。
典型的な 『シックハウス症候群』 の症状が
出ている。 というもので、
一般的な民間工事であれば、あんな工事費には
ならないといわれている議員会館なのに
なんとお粗末なことか・・・。
F☆☆☆☆(エフのフォースター)建材を
使用してさえいれば 基準に引っかからないだろう・・・で
工事を進めていった気がします。
建材だけでなく、塗料やボンドなどの接着剤関係、
特注であろう、内部建具や家具類 (特に家具業界は
シックハウスに関する意識が低い) などなど
疑わしい箇所はいくらでもあります。
換気設備や風通しの間取りがどうのという
以前に、いまどきホームセンターの
建材売り場のような臭いのする
国費を使った建物を建ててどうするの?
って感じです。
またこの話題を取り上げていた
ラジオ放送を聴いていたのですが、
パーソナリティが、
「鼻や口で息をしなければええんちゃうん?」
と言う発言をしていました。
聞いた私は一瞬絶句。
「こいつ あほうか!」
とラジオにツッコミを入れてしまいました。
しかし、よく考えてみると
一般の人たちや、化学物質に鈍感な人たちから
すれば、世間の認識ってこんなものかな~。
と実感です。
本当の 「化学物質化敏症」 の患者さんや
発病してしまった人たちが
どれほど酷い症状か。
非現実的な生活を強いられているのか
少しは知っているつもりです。
シックハウス診断士補という 資格を持っている以上
無視は出来ません。
「シックハウス診断士協会」 の資料によると
中国では毎年11万人が室内空気汚染で命を
落としているそうです。(中新社02・10月10日報道)
コレは、年間交通事故死亡者より多いそうです。
ここ最近、「シックハウス」について
世間ではすっかり落ち着いたというか
忘れられてるんではないかと感じることが多々あるのですが
大金を使い、大きなローンを抱えて
建てたマイホームに、家族や自身の
健康を蝕まれては、何の為に家を建てたのか
分からなくなってしまいます。
「のど元過ぎれば・・・」 が人間というモノですが
これから家を建てる方は
充分に注意してください。
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