シックハウスが。。。

2010/08/04

昨日から、ニュースなどで

報道されている 「新議員会館」で

シックハウス症候群が問題となっていることで

感じたことをお話します。

 

約1700億円もかけた いまどきバブリーな

新議員会館で、医師から議員になった

政治家さんが、気分が悪くなった。

 

典型的な 『シックハウス症候群』 の症状が

出ている。 というもので、

一般的な民間工事であれば、あんな工事費には

ならないといわれている議員会館なのに

なんとお粗末なことか・・・。

 

F☆☆☆☆(エフのフォースター)建材を

使用してさえいれば 基準に引っかからないだろう・・・で

工事を進めていった気がします。

 

建材だけでなく、塗料やボンドなどの接着剤関係、

特注であろう、内部建具や家具類 (特に家具業界は

シックハウスに関する意識が低い) などなど

疑わしい箇所はいくらでもあります。

 

換気設備や風通しの間取りがどうのという

以前に、いまどきホームセンターの

建材売り場のような臭いのする

国費を使った建物を建ててどうするの?

って感じです。

  

またこの話題を取り上げていた

ラジオ放送を聴いていたのですが、

パーソナリティが、

 「鼻や口で息をしなければええんちゃうん?」

と言う発言をしていました。 

 

聞いた私は一瞬絶句。

「こいつ あほうか!」

とラジオにツッコミを入れてしまいました。

 

 

しかし、よく考えてみると

一般の人たちや、化学物質に鈍感な人たちから

すれば、世間の認識ってこんなものかな~。

と実感です。

 

本当の 「化学物質化敏症」 の患者さんや

発病してしまった人たちが

どれほど酷い症状か。

非現実的な生活を強いられているのか

少しは知っているつもりです。

 

シックハウス診断士補という 資格を持っている以上

無視は出来ません。

 

「シックハウス診断士協会」 の資料によると

中国では毎年11万人が室内空気汚染で命を

落としているそうです。(中新社02・10月10日報道)

コレは、年間交通事故死亡者より多いそうです。

 

 

ここ最近、「シックハウス」について

世間ではすっかり落ち着いたというか

忘れられてるんではないかと感じることが多々あるのですが

大金を使い、大きなローンを抱えて

建てたマイホームに、家族や自身の

健康を蝕まれては、何の為に家を建てたのか

分からなくなってしまいます。

 

「のど元過ぎれば・・・」 が人間というモノですが

これから家を建てる方は

充分に注意してください。

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