スレート瓦 工場見学

2017/06/13
知人の瓦職人さんの紹介で、スレート瓦メーカーさんの

工場見学に徳島県まで行ってきました。

 

徳島と言えば、これ!!

鳴門海峡ですよね!!

このうずしおの迫力!!!

 

 

・・・を生で見られるほどの時間はなく、

高速道路のパーキングの写真で我慢です。

 

それにしても、のどかです!!

一面にひろがるレンコン畑、気持ちがいいですね~。

 

「徳島阿波おどり空港」の表示のある高速を降りて

 

お昼に地元名物の徳島ラーメンをいただいて、

 

しばらく行くと、到着です。

業界では有名な大手の「フジスレート」さんです。

 

とっても広い敷地に、オートメーションの製造工場と

資材や完成品置き場が広がっていました。

 

スレート瓦といっても色々ありますが、

こちらの商品は砂とセメントに、ビニロンという

特殊繊維を混ぜて非常に強度を増したものです。

それに高耐久の塗装を施しています。

(ちなみにこの強度の要である「ビニロン」は

化学メーカーのクラレさんのものだそうです)

 

釉薬瓦と比較して優位性があるのは、その強度と、

製造過程において瓦のように焼かないので、寸法安定性、

つまり形状の精度が高く、1枚1枚の形が同じということです。

 

その証明に、見学の最初にいきなり暴風雨をあてて

裏に水がまわる量を確認する試験を見せて頂きました。

上のスプレーから水を風速35mで噴射します。

 

「下から雨が降る」と言われる高知県などでは、

台風時などにこんな雨は珍しくありません。

これで裏に水が回る量を比べると、形状が安定し隙間の

少ないスレート瓦の方が確かに漏れる量が少ないことが

分かります。

 

写真がありませんが、この次にはそれぞれの瓦に

鉄球を落下させて割る実験。これもスレート瓦の

勝ちです。

 

また塗装も、工場の屋根に置いておいたものを展示し

色落ちや表面の劣化が少ないことが確認できます。

家を100年持たせたいコスミックとしては、この

表面の保護塗装の劣化や再メンテナンスの必要性を

シビアに見ます。

もうすぐ20年暴露のものも見られるとのことで、

そちらも期待したいです。

 

もう一つのコスミック的なチェックポイントは、

質感の高さです。

 

例えば釉薬瓦と比べて、どうでしょうか。

 

様々なテイストが検討されていて、試作品としては

天然スレートに近い表情のものも開発されていました。

 

遠目から見ると釉薬瓦とあまり変わらないようにも見えます。

近づくと、サイディングに近い塗装の雰囲気が若干あるのですが…

 

見学させて頂いた大きな理由の一つが、スレートを壁材と

しても検討されていたり、過去に開発されたものがあると

いうこと。

 

 

他にも、こちらはベランダのFRPの上に並べる床タイル

的な商品。防火材として認められるので、関東などによく

出ているそうです。

 

工場見学の後は、実際に壁材を施工した役員の方の自宅を

見せて頂いたり、

 

本社のショールームで商品群を拝見したりと、盛り沢山でした。

 

組合せとして、屋根に負担をかけない太陽光の架台も

商品化されているとのこと。

 

スレート瓦のメーカーがどんどん減っていく中、

枠に収まることなく、様々なアイデアを出し試作品や

新商品を開発して活路を見出されている姿勢に学ぶ

ものがありました。

 

社長さん、専務さんをはじめそうそうたる皆様に

半日お付き合いいただき、スレート瓦の魅力をたっぷり

勉強させて頂きました。ありがとうございました。

 

高強度スレート素材を、コスミックの高性能住宅で活用する

ことの可能性を宿題とし、岡山への帰路についたのでした。

 

 

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