アフターへ
築13年。 コスミック・ガーデンの第1棟目のお客様
N様邸にアフターサービスでお伺いしました。
今回は、アルミサッシと玄関ドアのテンキー(暗証番号を
入力すると施錠・開錠ができるもの)の不調があるということで
お世話になっている 「トステム」の矢野氏(先日も優秀社員ということで
社内表彰されたようです。)に同行願いました。
13年前というと、まだまだペアガラスは珍しく、
大手ハウスメーカーも一部オプションという
感じの時代でした。
当時から、トステム・サーマルという
ペアガラスサッシ(内・外アルミで、枠内にサーマル
ブレイク構造という熱を伝導させない仕様になっています。)
を全窓採用し、現場発泡のウレタン断熱を施工。
また、紙のクロスやエコクロスが殆ど国産では
存在しないため、ドイツ製のクロスを採用しており
今ほどメジャーな存在ではなかった
「珪藻土」をリビング・ダイニングの壁面と
天井に施工していました。
現在の目でみても、最新の住宅に引けを
とらないばかりか、まだまだ先端を維持している
高性能ぶりです。
車や家電などでは13年前と最新機種では
雲泥の性能差が有りますが
住宅業界はこのレベルの建物はまだ少数派です。
そう考えると、この業界って今までどおりのことや
進化・変化をしなくてもやっていけてしまう
古い体質の業界なんだな~と思います。
1番はコストで見てくれや、流行のデザインを
追っかけることで性能(特に高気密・高断熱性能)など
見えないところ、一般ユーザーの知らないところなどは
ずっと後回しです。
何事も法律で規制されないと、その方向へ
動こうとしない住宅業界。
たとえば、耐震性や化学物質の規制など。
もっともっとユーザー側が賢くなって
きちんと業者を選別できるようになれば
この業界もちゃんとしたことができる様になると思います。
今回お邪魔したN様、先日も4社合同イベントの会場へ
お越し頂きいろいろ世間話もふくめてお話できました。
また、完成見学会があれば お引渡しからかなり年数の
たったお客様が遊びに来られたり、差し入れを頂いたり・・・。
中々、定期的にお邪魔することはできていませんが
それでも声がかかればできるだけ早急にお伺いするように
しています。
やはり、普段からのお付き合いで信頼関係を
築いていけるんだな、何年も住んでみて
ご満足頂いてるんだな、
そう感じることのできるアフターサービスです。
後は、各部材が生産中止になっていたり、
パーツが出てこないなどメーカーサイドの事情と
すり合わせがうまくいくようにがんばるだけです。
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