アフターへ

2009/05/25

築13年。 コスミック・ガーデンの第1棟目のお客様

N様邸にアフターサービスでお伺いしました。

今回は、アルミサッシと玄関ドアのテンキー(暗証番号を

入力すると施錠・開錠ができるもの)の不調があるということで

お世話になっている 「トステム」の矢野氏(先日も優秀社員ということで

社内表彰されたようです。)に同行願いました。

 

13年前というと、まだまだペアガラスは珍しく、

大手ハウスメーカーも一部オプションという

感じの時代でした。

 

当時から、トステム・サーマルという

ペアガラスサッシ(内・外アルミで、枠内にサーマル

ブレイク構造という熱を伝導させない仕様になっています。)

を全窓採用し、現場発泡のウレタン断熱を施工。

また、紙のクロスやエコクロスが殆ど国産では

存在しないため、ドイツ製のクロスを採用しており

今ほどメジャーな存在ではなかった

「珪藻土」をリビング・ダイニングの壁面と

天井に施工していました。

 

現在の目でみても、最新の住宅に引けを

とらないばかりか、まだまだ先端を維持している

高性能ぶりです。

車や家電などでは13年前と最新機種では

雲泥の性能差が有りますが

住宅業界はこのレベルの建物はまだ少数派です。

そう考えると、この業界って今までどおりのことや

進化・変化をしなくてもやっていけてしまう

古い体質の業界なんだな~と思います。

 

1番はコストで見てくれや、流行のデザインを

追っかけることで性能(特に高気密・高断熱性能)など

見えないところ、一般ユーザーの知らないところなどは

ずっと後回しです。

何事も法律で規制されないと、その方向へ

動こうとしない住宅業界。

たとえば、耐震性や化学物質の規制など。

 

もっともっとユーザー側が賢くなって

きちんと業者を選別できるようになれば

この業界もちゃんとしたことができる様になると思います。

 

 

今回お邪魔したN様、先日も4社合同イベントの会場へ

お越し頂きいろいろ世間話もふくめてお話できました。

また、完成見学会があれば お引渡しからかなり年数の

たったお客様が遊びに来られたり、差し入れを頂いたり・・・。

 

中々、定期的にお邪魔することはできていませんが

それでも声がかかればできるだけ早急にお伺いするように

しています。

やはり、普段からのお付き合いで信頼関係を

築いていけるんだな、何年も住んでみて

ご満足頂いてるんだな、

そう感じることのできるアフターサービスです。

 

後は、各部材が生産中止になっていたり、

パーツが出てこないなどメーカーサイドの事情と

すり合わせがうまくいくようにがんばるだけです。

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