中国電力の新メニュー

2016/01/14
昨日のニュースでも流れていましたが、

中国電力さんが4月からの電気料金の

新メニューを発表されましたね。

 

巷では携帯会社や石油会社など大手企業が次々に

料金メニューを発表しており、これまでの顧客を

守りたい側の電力会社さんは一社独占状態から

一気に全国の大手・異業種が相手の自由競争の

世界に突入して大変な状態かと思います。

 

中国電力の販売部門の方も頑張って説明に回られている

ようで、当社にもお越し頂いて色々とご説明頂きました。

 

詳しくは中国電力さんのホームページを見ていただくと、

4月からの新メニューや、新たに始まるお得なポイント会員の

紹介などが載っています。

ポイントはエディオンカードやドコモのdポイントなどメジャーな

ものや地域の特産品などいろいろ利用できるもののようです。

※現在、従量電灯Aでご契約の方は、新メニューに切り替えないと

ポイント会員になれません。

※他のメニューでご利用中の方も、ポイント会員登録が必要のようです。

 

他の会社さんの料金メニューや特典はまだ見ていませんが、

基本料金や割引やポイントが入り乱れ、どの会社が得なのか

分かりにくくなるんだろうな~という気もします。

 

一応、今回の電力自由化についてイメージをご紹介しますと、

 

・この4月から一般家庭や小規模な事業所など(50kW以下)の

電力の小売り事業が自由化されます。(これまでは電力会社の独占)

 

・例えば、岡本家が中国電力さんからX社さんに電気の契約を

切り替えたとします。すると、岡本家に電気を売るのはX社さんで

岡本は電気料金をX社さんに支払います。

 

・X社さんは電気の販売価格を自社で設定できます。

ポイントをつけたり、自社の他の商品やサービスと合わせることで、

電力会社さんより安くお得に売る場合も多々あるでしょう。

 

・毎月届く電気の使用量や電気料金の明細も、X社から届いたり

X社のWebサイトで確認するように変わることと思います。

 

・ところで肝心の、家まで電気が届く設備はどうなるのかというと、

電気メーターだけがX社さんのものに交換され、他は変わりません。

電力量測定のメーターが既にスマートメーターになっている場合は

そのままですが、古い円盤のついている機械式のメーターの場合は

このタイミングでスマートメーターに交換になります。

なおこのメーターは送配電会社(中国地方は中国電力さん)の持ち物です。

 

・停電などの不具合時はどうなるのでしょう。

岡本家の窓口はX社さんなので、岡本家が停電したら、

中国電力ではなく、まず契約先のX社さんに連絡します。

X社さんは不具合の対応をする中で中国電力さんと

連携する場面があると思いますが、岡本からは見えません。

(この辺りは会社によるところもあるかも知れません。

最初の受付だけとか・・・?)

 

コスミック・ガーデンのお施主様に関しては、既に

ご入居済みのお客様は上記の岡本家と同じ状況です。

中国電力の新料金メニューや、新電力会社に切り替えたり

する場面では、特に当社の出る幕はなさそうな雰囲気です。

 

これから当社で新築されるお客様で、中国電力さん以外の

新電力会社と電気の契約をされたい場合は、お引渡し

近辺のタイミングで仮設置の中国電力のメーターから

新電力会社のものへの交換が発生します。

自由化直後は受け付ける電気会社さんも工事業者さんも

慣れていない可能性があります。

担当者からもご説明させて頂くかと思いますが、

もしお考えのお客様がいらっしゃいましたら、

お声掛け頂けると助かります。

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