体験者は

2010/07/22

梅雨が明けてから、ずっと暑い日が

続いていますが みなさん体調は大丈夫でしょうか?

 

 

この梅雨は、九州や山陰をはじめ

あちこちでゲリラ豪雨などにより

水没や土砂崩れなどの被害がありました。

 

テレビなどで、被害に合われた方や

避難所に退避されている方の

インタビューを聞くと

初めて被害に合われた場合

「まさか自分の家がこんなことになるなんて。」

「油断していたので、あっという間のことでした。」

 

などの声が多いように思います。

 

被害者の方が、今後家を建て替えたり

大規模修繕する場合

当然、様々な対策を考慮されると思います。

 

今から約6年前の夏の終わり

倉敷市の沿岸部(児島・玉島)や

玉野市の沿岸部で台風による

床上浸水に被害が広範囲にわたりました。

 

また、ずっとずっと昔

岡山市西大寺地区でもかなり

広い範囲で水没があったため

 

それらを経験した地域の方と

打ち合わせをすると、

「地盤を上げてください。」

「コスミックの基礎高が高いのは魅力。」

「敷地内の排水能力を高めて下さい。」

 

などなど、災害にあわれた方の話を聞いた、

実際自分が被害にあった方々の

対策意識レベルは高いと思います。

 

地震にしても、阪神震災を経験された

もしくは、知り合いに被災者がいる方は

耐震性や地盤の補強に対する意識がしっかりしています。

 

人間、自分が体験(被災)してみないと

その対策を考えることが

出来ないもんなんです。

 

「岡山は地震が来ないから。」

とフツーに言ってのける人もいますが

{地震が来ない保証を誰がしてくれるのか?}

 

「九州や四国に比べて、天災が殆ど無いから。」

{いつ・誰が・どんな 災害にあうのか誰もわかりません。}

 

 

何をするにも お金はかかってしまいます。

それでも、優先順位をつければ

デザインや 設備より

耐震性や耐久性、建物強度の高さが

圧倒的に上位だということに間違いは無いはずです。

 

 

体験してからでは、遅いこともあります。

 

今一度、建物は家族を守っているということを

考えてみて欲しいと思います。

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