値上げの春
先月辺りから、色んな方面から
見たくない、聞きたくない情報が入り始めていました。
それは 素材の「値上げ」。
コンクリート製品の元となる
セメントの高騰。
(基礎工事、サイディング、スレート瓦、ブロックなどに影響。
モノによっては 15%程度値上げも有り。)
アルミ製品の一斉値上げ。
(フェンス、サッシ、手摺、カーポートなどに影響。)
木材や合板も数年前からじわじわと
上がり続けています。
毎年 春は 生活必需品や食品の値上げがあり
ニュースでも取り上げられます。
数年前と大きく違うのは
中国でも 災害復旧でもなく
実は オリンピック特需でもなく
実は遠回しに「働き方改革」が影響しているそうです。
労働時間の短縮や
賃金や環境の整備と言った内容を
各社(特に大手企業)が実践するには
合理化と利益確保が必須で 致し方なく人件費と言う形で
「値上げ」になるそうです。
実際 メーカーさんだけでなく
重大な人手不足が原因で
賃金の良いところに動く 職方や若い労働力が多く
作業が進まない。
人が居ないという現場が
住宅、土木 建設など。。。
もっと細かく言えば
「解体業」 「足場」 「土方」と呼ばれる
職業の方々の 不足が顕著に感じます。
仕事は有るけど 人が居ない
材料が無い、高い質を求められない。
はよく聞くフレーズになっています。
ヒト。 モノ。 コスト。
これから 業界的にも大変です。
最後は 対価を支払う施主さんやユーザーさんの負担が増えると言う話に
繋がります。
安かろう、悪かろうが
今後 もっともっと 際立ってくると思います。
コストはじわじわ上がりますが
焦って 「カス」を掴まないように
これから家を考える方は しっかり自分の目で
確かめて 見極めて下さい。
ネットの話しや書き込みだけを
鵜呑みにするのは非常に危険です。。。。
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