固定資産税の評価

2014/09/09
今年の夏は、「晴れの国 岡山」 といえど

晴天の日が少なく

ソーラー発電をされているお宅では

期待通りの発電量=売買電収入にならず

肩を落としている方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

そのソーラーパネルですが

固定資産税の対象になる場合と

ならない場合があるのをご存知でしょうか?

 

 

一般的に普及している屋根の上に架台を設置して

乗っけるタイプ。

 

この写真のような形式です。よく見かけます。

 

もちろん 後々のメンテナンスや

将来的な事も考慮すると

このやり方になる筈です。

 

コスミックガーデンとしても

施工するならこの方式です。(注意事項はたくさんありますが。)

 

 

 

・・・で、こちら。

 

屋根瓦と、ソーラーパネルが一体化(兼用)した

この方式。

ittaigata

 

見た目、非常にスッキリしていて

ソーラーパネルが屋根瓦の代わりをしてくれるので

コストダウンにもなる。 と言う訳です。

 

(まあ、この方式にはいろいろ問題もあるし、建物の寿命が

長いなら、将来的に施主さんに大きな負担を強いることにもなりそうです。。。)

 

 

 

話は戻って、固定資産税。

 

屋根上に乗っけるタイプ(前者)は

後付の付属物とみなされ、固定資産評価には

算定されないようです。

 

 

一方、一体型は建物の構造物として

贅沢品とみなされ、評価額に加算されます。

 

 

当然、毎年の固定資産税額に反映されます。

 

 

これは、「床暖房」も同様です。

コスミックガーデンではお勧めしていませんが、

床暖房も評価額アップになります。

 

確かに、ホットカーペットは

気にも留められませんが、床暖房は市職員さんの

目に留まるとアップになります。

 

今回の事例は 岡山市の場合ですが、

ネット上で調べた限りでは、ほぼ全国的に

似たような判断をしているようです。

 

 

 

「カーポートやフェンスがあると固定資産税が高くなるんですよね。。。」

と言われる方が居ますが、これは囲まれたガレージや

電動シャッターが付いたようなタイプ。

門扉やフェンスも 一般的なブロックとアルミのフェンス仕様では

ほぼ関係ありません。

 

 

「御屋敷」のような高い白壁だとか、

大物政治家や組長さんの家の門のような

状態でなければ心配いらない筈です。

 

 

全国的に査定する市職員さんによって

偏りや不公平が無いように

仕組みをきちんと作っていると

こっそり見せてもらったこともあります。

 

 

誰だって、望んで高い税金を払いたくは無い筈ですが

計画時に 「かっこいい」 「すっきりしてる」 「コストダウンした」

と思っただけなのに 固定資産税が高くなってる事実が

あることを知ってください。


 

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

*

CAPTCHA