家の本を読む時には・・・

2014/05/28
書店には、家を建てようとする皆様に向けた本が沢山並んでいます。

当社にも沢山ありますが ・・・

 

読んでいると、注意した方が良いと思われるものも沢山あります。

というのも、賢明な皆様はご存知かと思いますが、「広告本」の存在です。

 

住宅会社やフランチャイズ制を取っている住宅ブランドが、

自社の宣伝のために自費出版している本です。

 

本を出版することは悪いことではありませんが、読んでみると、

「結論ありき」だったり、「ちょっと強引では」と思われるような書き方で

自社の住宅を選ばせるような内容を書いてある本もあります。

つまり、自社の提案書を本の形にして出版しているものです。

 

例えば敵対している工法Aを否定したい会社の本には

「Aを使うと問題が起こる可能性があります」と書いてあります。

でも、可能性って、何%か書いてありません。

90%かも知れないし、10%かも知れない。

そして、自社で採用している工法については、

「問題が起こる可能性が0%」とは書いていません。

でも、何となく読むと、「Aが悪いから選んではいけない」

という印象が残ります。

 

私の認識では、住宅はとても難しいと思います。

工法や建材には様々なものがあり、建てる場所によっても異なります。

 

勿論、断言できるほど優劣が付けられるものもありますが、

結論が難しい工法や建材の優劣を論じる場合には、特に慎重に、

データや根拠も合わせて論じるべきだと思います。

 

そこを、日本語の(上手な)言い回しだけで結論付けている場合は、

本当かどうか、偏っている場合もあるため、ご注意頂きたいと思います。

 

藤井社長でさえ、「完璧なものを揃えており、改良するところが無い」と言わず、

「これまで調べた中で最も良いと思われるものを集めているが、

もっと良いものがないか常に考え続けている。あれば当然

入れ替えを考える」と言い、実際に日々進化し続けています。

それほど、完成されつくしていない住宅業界です。

 

簡単に結論を書いて、「この家がベスト!!」と言っている本を見ると、

「どれほど調べて、そんなに簡単に言い切れるの?」というのが本音です。

 

勿論、本当に優れた著者が、良い家を知らしめようとして出版している

本もあると思いますが、住宅に関連する本は、広告の要素がどれくらい

入っているだろう、どれくらい正直に事実を載せているだろう、

著者にメリットのあるデータや結論ばかりになっていないだろうか、と

頭の片隅に置きながら読まれることをお勧めいたします。

 

※先頭の画像はイメージのために付けましたので、

ブログの内容の広告本を示す意味ではありません。

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