夏前にやっておきたいこと。

2014/06/01
今日から6月です。

衣替えも終わり、気温も30度超えて

すっかり夏です。

 

 

毎年この時期辺りから

エアコンに関するお問い合わせが増えてきます。

 

 

「少しかび臭いが、どうしたら良いでしょうか?」

「冷房をかけたら、水が噴いてきた」

 

と言った内容が多い感じです。

 

 

基本、掃除をすればほとんどの事例が解決します。

 

(たまに、排水ドレン内に土が入っていたり、虫が巣を作っていて

排水できずに逆流する事例も多数。)

 

その方法も、様々ですが、最近の省エネ型や

自動お掃除機能がついたタイプだと

家庭でエアコン掃除スプレーを吹き付けて

フィンの内部の掃除して、排水ドレンから排出する

やり方をして、エアコン自体の寿命を締めてしまう

事もあるようです。

 

もし、内部までキレイに掃除をしたいなら

専門業者に依頼するのがベストだと思います。

 

普段は、フィルターのお掃除くらいにしておいてください。

特に屋内でペットを飼っているお宅は要注意です。

抜けた「毛」がフィルターを早く詰まらせてしまうこともあります。

 

 

 

後は、生活排水経路の問題です。

 

浄化槽の御宅でも

公共下水の御宅でも、

排水管内の臭いが気になりだしたりするのも

この時期辺りからです。

 

 

最近は台所排水が繋がる 屋外の「枡(ます)」の

掃除をこまめにして下さるOB施主さんが増えてきているので

良いのですが、シンク(流し)の排水管や

食洗器の排水管に、コレステロール状の

汚れが付着し、流れが悪くなったり

エアーを噛んで、「ごぽごぽ」音が出たりするすることもあります。

 

その次が、洗濯機の排水管です。

線維を含んだ、溶けにくい汚れなどが

排水管の流れを悪化させます。

 

 

どちらも、「パイプマン」や「パイプユニッシュ」などの

配管内洗剤(混ぜるな危険と書いてあるヤツ)を

こまめに使用することで、予防することは可能です。

 

 

・・・が、やはり人間の手で分解掃除することに

敵う方法は有りません。

 

 

例えばキッチンの排水管。

 

床から立ちあがってくる管に

キッチン側の蛇腹の管が差し込んであるのが

一般的。

 

ここを引き抜いて、何か所かのプラスチックねじや

キャップ類を外すと これらがバラせます。

 

この部品の中をブラシやスポンジなどで

掃除すると結構な量のこびりついた

汚れが出てくるはずです。

 

床からの管の中も

ワイヤーなどで延長した ブラシなどを送り込んで

掃除できれば完璧です。

 

電話一本で駆けつけてくれる業者さん

「〇ラシ〇ン」等に頼んでも

「通管業者」と呼ばれる専門業者さんに

お願いしても プロの道具の違いこそあれ

やることはほぼ似たようなものです。

 

 

ご自身でやれば、道具や洗剤を買ってきても

千数百円。

 

業者を呼べば、約1.5万〜2万円強の出費になる場合もあります。

 

放置して、手遅れになる(排水の逆流で家の中に

汚水が溢れる等)と、それ以上の金額と

ダメージを受けます。

 

やりだすまでは、少々億劫かもしれませんが

汚れが取れる実感があると、のめり込んでしまうかも知れませんが

掃除して損は無いと思います。

 

 

長くなりましたが、本格的に暑くなって

何事もだーるくなる前のこの時期にこそ

やってみてください。

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