工場見学

2011/01/17

久しぶりに、当社2X4パネルを

作っている 「SHIN」 にお邪魔しました。

 

現在、検討中のお客様のご案内で工場見学です。

 

 

とにかく、めちゃめちゃ寒い日だったのですが

お客様も寒さに耐え、工場の人たちも

頑張ってくれていました。

 

 

工場長がいろんな質問に答えてくれています。

 

基本的に、この工場は女性やお子様が

見ても特に面白いものではありませんが

興味のあるご主人には

たまらないものがあるらしいのです。

 

 

この日は、たまたまコスミック仕様のパネルを製造して

いない日だったのですが、他社の材料との違いは

解りました。

 

写真上に積んであるツーバイ材は、他社の指定のもので

下にあるのが、コスミック用に使う材です。

 

工場に搬入される前の段階での

保管状態や、乾燥の度合いなどによって

このような、色の違いや 材のそり具合が

変わってきます。

 

お客様も、ツーバイフォー工法が

いかに耐震性に優れているか。

合理的で、コストパフォーマンスに優れているか。

法的な規制により、材の削減や、手抜きが難しいか。

 

などをご理解いただいたようです。

 

ついでに、「アイディールブレーン社製・制震テープ」 を

使っての実験をしてもらいました。

 

 

構造用合板に、ツーバイ材を

テープありとテープなしで釘止めし、

後に釘を抜いて、どれほどテープが

ひっついているか? 人間の腕力ではびくともしないかを

体感してもらいます。

 

 

テープなしは、当然釘を抜くとすぐにバレます。

テープありの方は、釘を抜いても独特の粘りと

接着力ではがれません。

 

コレを(スタッド)柱や梁、土台全てに使用し

構造用合板と接着します。

 

阪神大震災(ちょうど、16年前の今日の出来事ですが・・・。)クラスの

地震に遭遇しても、クロスにしわがよるかどうかといった

程度にまで揺れる力を吸収・分散します。

 

元来耐震性の高いツーバイ工法の場合

制震テープは不要と言われるほどなのですが

もし採用すれば、ほんとに鬼に金棒状態になります。

 

 

そんなこんなで、寒い中工場見学を終えられた

お客様は、「目から鱗」 「考え方が変わった」 と

おっしゃってくれました。

 

いつでも、と言うわけには行かないかもしれませんが

興味のある方は一度お問い合わせくださいませ。

 

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