断熱・換気の勉強
コンベックスのダイキンさん展示会に行ったり、
(申し訳ありません、大急ぎで回ったので写真がありません)
先日藤井社長が講師をさせて頂いた
「外断熱推進会議」さん主催の、
事例紹介のセミナーで京都に行ったり。
久しぶりに京都駅の正面に出たので、
ベタな写真を撮りました。
勉強会自体は、北海道でマンションの外断熱改修を
十数棟行い、マンションの居住環境の改善をしてきた
パイオニアな設計士さんの実経験に基づくお話でした。
住宅は2020年に省エネ基準が義務化されますが、
中小規模の建物は2018年、大規模(2000㎡~)は
2016年(来年!!)から義務化です。
しかもマンションは複数の所有者が利害関係者になり、
管理組合が取りまとめると言う難しい案件。
75%の賛成を得られないと実施できないとか、
外観が変わることを理由に1軒でも反対があると
実施が難しいなど生々しいお話です。
そこを環境改善につながる断熱改修の理解を促し、
大変な現場の工事を進めてきた臨場感のあるお話に、
感銘を受けました。(熱がこもってました。)
上下左右に部屋があるお宅などは、札幌なのに
断熱改修後に暖房自体が不要になるケースもあり、
不公平になるので、一応朝はどの部屋も暖房は
つけましょうなどとルールを決めた運用をしている例も
あるとか。古い建物への断熱改修の効果は大きいようです。
京都の翌日は、換気の専門家の先生の講義があると
いうことで、香川県の高松へ。
高松は、駅前に大きな建物が集まってますね。
写真の真ん中の丸い建物の奥の会議室が
会場でした。
主催は、ドイツの高気密高断熱住宅の仕組みを
日本で展開しているパッシブハウスジャパンさん
でしたが、非会員でも有料参加が可能という
有り難い講義で、社長と二人で参加しました。
講義中の写真が無いのですが、講師は国交省で
現在の省エネ基準の運用プログラムの構築などに
関わった、現高知工科大学准教授の田島さんと
いう方で、私はお話を聞くのは初めてでしたが、
実践派で片寄りも感じない内容で、大変面白く
3時間があっという間でした。
講義後は、マニアックな?質問を沢山させて
いただきましたが、先生の回答と照らし合わせると、
現在の当社の認識や実行内容に間違いはない
ようです。
こんな感じで、日々社内で話し合ったり検討し、
外に出て専門家に確認する、新しい情報があれば
また持ち帰って検討し、実験して効果を確認したり、
それをまた専門家に確認してみる、ということを
繰り返しながら、日々変化を続けています。
コメント