時代によって
進化には目を見張るものがあります。
以前のブログで、1のエネルギーを
4~5倍にして返してくれるのがヒートポンプを
使ったエアコンで、電熱器タイプの暖房機と
比べて非常に効率がいい。というお話をしました。
↓そのときのブログ
https://cosmic-g.jp/blog_seno/?paged=2
その姿も、時代とともに大きく変わってきています。
現在のエアコンの主流のカタチがこれ。
奥行きが深く、小さいもので約25cm。
4.0kwクラスのしかも付加価値の高い
高効率上級機になると 奥行き約40cmもあります。
皆さんが掃除するフィルターのその奥にある
ファン(ラジエターのような形状)の部分から
大量の空気を取り込んだり、エネルギーロスを
減らしたりするためにこのようなお腹が出た
スタイルになります。
ところで、これは約20年前のエアコン。
奥行きは約20cm。リモコンも2種類付属で
除湿、タイマーなど基本的な機能は完備しています。
省エネ性能は、まだそれほど世間で言われていない頃なので
それなりのモノでしかありません。
パナソニック(当時ナショナル)製で薄型です。
そして、昭和から平成になったあたりの
時期のエアコンです。
今はめっきり少なくなった 木目の「家具調」です。
これも、電気は結構喰います。
リモコンも木目調でした。
三菱電機製(霧が峰)でこれも結構薄型でした。
そしてそれより前のエアコンがコレ。
「エアコン」というより「クーラー」が正しいのです。
暖房機能がありませんから。(一応除湿機能は有り)
リモコンは無く、ヒモで引っ張って オン・オフ
弱~強への調整です。
めちゃめちゃ良く冷えますが
めちゃめちゃ電気喰います。
時期としては昭和54年(1979年)頃の
製品のようですが、未だ現役です。
コンプレッサーが非常に強いといわれる
三菱重工製(ビーバーエアコン)です。
シンプルなものは壊れませんねー。
・・・と言ったように時代によって
姿も大きく変化(進化)したルームエアコン。
これ以上 理論上省エネは無理と言われる
ところまで来てしまった、最新型エアコン。
今後、どのように変化(進化)していくのか
すごく楽しみにして 観察している
家電製品の一つです。
コメント