森永卓郎氏の講演会
先日、テレビなどでよく出演されている
「森永卓郎」 氏の講演会に行く機会が
ありました。
獨協大学の教授で経済が専門ということで
お話の内容には期待していたのですが
期待以上の面白さで
常に笑いの絶えないものでした。
堅い話は少なく、経済に疎い私でも
よく理解でき、前職の話、ちょっとオタッキーな部分の話、
熱狂的なファンとして有名な 「松田聖子」さんの話などなど
あっという間の1時間半でした。
特に印象に残ったのは、
勝ち組といわれるお金持ちたちは
いくら莫大なお金を持っていても
ちょっとでもそれを減らしたくないので
常にびくびくしているという事。
お金がお金を産む、労働力としての「人」は
徹底的に使って、だめになったら取り替えればいい
という考え方という思考を持っている人が多いということ。
人間は、モノを創ったり、人や社会に貢献し
人が喜ぶサービスをするなどの
「仕事」をして お金を稼ぐことが一番いい。
資本さえ投入すれば、お金は増えていくような
アメリカ型(小泉元首相やサッチャー元イギリス首相がやったような)では
今の経済や世界情勢には
適合せずに、疲弊していくだけ。
というようなお話が、妙に納得でした。
イタリアは、日本とよく似た
経済情勢と国の仕組みなのに
国民一人当たりの所得は
日本人より多く、休暇やバカンスのとり方を
見てもはるかに豊かな生活を送っている
そうです。
イタリア製品は、その斬新なアイデアと
デザインで他国製品が追従できない
「付加価値」 を持っています。
技術大国日本と呼ばれながら
中国と張り合うことで
疲れきっています。
これからの時代、他国でまねのできない
高品質で、高付加価値のモノ創りやサービスで
勝負していかなければならないと思います。
普段から、社長の藤井が
社内で言っていることと、同じ様なことを
森永氏もおっしゃっていました。
そう言った意味では、コスミック・ガーデンは
結構コレに近い状況にあるんだな。 という
感想を持ちました。
家創りという面で、全てにおいて独創的で
突出した技術で日々進化し続けています。
私たちスタッフが、お金儲けに目がくらむことなく
頑張っていけば、もっともっと
いいものが提供できる。 そんな期待と
希望を持つことができた講演会でした。
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