火事の野次馬

2007/12/22

  先日、倉敷市の中心部の民家で火災が起きました。

  近くには、法務局、病院、マンションなどもあり、古い

  木造の民家が密集した地域でもあります。

  たまたま、山陽自動車道を運転中、倉敷駅に近いあたりから

  巨大な黒煙が立ち昇っているのが目に入りました。

  自宅に電話し、母に火災の場所を確認したところ、

  ○○町らしい。ということが分かりましたが、

  母は 「ちょっと見てくる!」 といって電話を切りました。

  その日の夕方、地元テレビ局のニュース番組で

  近所の方のインタビューの後ろでしっかりうちの母が映ってるでは

  ありませんか。

  決して、歩いて行くような距離ではありませんし、後から聞くと

  警察や消防の張った規制線の内側にいたらしいのです。

  知り合いに、「こっちのほうがよく見えるよ!」と言われ行ってみると

  その場所だったそうですが、よく警察に注意されなかったんだと思います。

  放送後、数名の知人に「映ってたな~」と言われ恥ずかしかったと言う

  母ですが、 現場の6メーター道路を挟んで向かい側の建物にも

  被害が出た火災です。  こんなところでそのパワフルさを発揮しなくても・・・

  翌朝の新聞に

  「野次馬の主婦・焼死」  なんてことになると大変なので

  野次馬根性もほどほどにして欲しいと思う息子でした。

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