現状・・・

2013/11/15
 

ホンットに業界が

忙殺されています。

 

平成9年の消費税増税時の駆け込みよりも

忙しい感じです。

 

もともと岡山県は、職人さんたちが少ない県の

一つだと言われていたそうです。

 

いざとなると、お隣の兵庫県、広島県など

中国地方はもちろん、四国にも応援を依頼し

公共工事や、大規模な商業施設・箱ものを

こなしていました。

 

しかし、全国的に駆け込み需要が増大する中

岡山県南だけでも、

「川崎病院」の移転工事。

北長瀬駅前の「市民病院」建設。

岡山駅そばの 「イオンショッピングモール」。

 

などなど、わかりやすい大型プロジェクトだけでもこの通り。

 

10%アップ前に完成させる

大型タワーマンションや

各テナントビルの大規模改修など

建設・住宅・土木全体のキャパシティを超えたかのような

仕事が進んでいます。

 

この住宅業界に身を置いて

25年。ダンプカー・ミキサー車・

レッカー車、そして足場が

不足して困っている。

なんて話は 今回が初めてです。

 

 

当然、お役所の仕事(各種許認可や

立ち合い・検査の類)も

思うように進まず、着工もままならない

事が多々あります。

 

バブル崩壊やリーマンショックのあと

廃業した業者や規模を縮小した

機関などが殆どで

いろんな意味で、仕事の処理能力が落ちていました。

 

 

業界の営業マンや、監督連中に聞いても

「どっか、職人おらん?」

「誰か〇〇業者、紹介してくれん?」

なんていう言葉が、挨拶代りのように

飛び交っているようです。

 

問題は、ここから。

 

仕事が増えて、忙しいのは有難い事なのですが、

半期、四半期、今期という単位で

売り上げを計上しなければならない

会社経営では、何が何でも

着工→完工させたいと考えます。

 

上記のような応援・助っ人に

任せっきり、こなしきれない現場の数を

テキトーに納めて 渡してしまえばそれでEND。。。

 

過去最高の売上高、営業利益を計上したい

経営者は、どこかで現場を忘れ

無理をさせます。

 

最終的には、不具合の多い、もしくは

隠された欠陥(瑕疵)をたくさん抱えた

物件を渡された、オーナー(施主)が

損をします。

 

大手だから、大きな会社だから。

職人をたくさん抱えてる会社だから。

 

そんなところでも、早くもトラブルの報告が

耳に入ってきます。

 

 

もう、何がなんだかわからなくなってきた

昨今、工事を依頼する方も

施工する方も、もう一度落ち着いて

一つづつ、確実に処理しながら

進めていくことをしていかなければなりません。

 

これは、自分自身に言い聞かせてることなのですが。。。

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