蓄熱式電気暖房器
今年の灯油代の高さには皆さんも参ってることと思います。
原油価格の高騰によって、灯油、ガソリン、プロパン、都市ガス・・・
全てのエネルギーの価格が上昇してしまいました。
今回、ご紹介する、「蓄熱式電気暖房器」は価格の割引が使える
深夜電力を使った暖房機器です。 なんとなく、テレビショッピング的な言い回しで
すみません。
大きさは、エアコンの室外機程度の大きさで、重さが約90キロ~300キロ
ぐらいあります。
実際には、それほど大きなサイズを使う必要は無いと思います。 (部屋の大きさに
あわせて・・・)
一般的な木造住宅の場合、床下の構造的な補強を要します。
仕組みは、写真の通り、中に耐火レンガが入っており、
夜11時~朝8時まで(中国電力)の割安な深夜電力を使って
レンガを700℃くらいまで暖めます。
それを、ファンで暖気として放出します。
やさしい輻射暖房なので、やけどをしたり、火が出たりしません。
耐久性も高く、寿命が約20年というのも魅力です。
電気を使った暖房機で比較しても、
扇風機のような形をしたハロゲンヒーターだと光熱費が高くなってしまいますし、
エアコンの暖房だと、風を感じてしまい肌寒さにつながります。
この「蓄熱式」は高熱を放射するわけではないので、
北陸より北の高気密・高断熱住宅が当然となっている地域では
普及していますが、それより以西ではあまり売れていないそうです。
それだけ、高気密・高断熱住宅が西日本では遅れているんですね。
ただし、この暖房器にも欠点はあります。
一つは、重いこと。 アップライトピアノを置く感覚で補強が必要です。
二つ目は、移動できないこと。 200ボルトのコンセントが必要な為、重さのこともあり
夏場片付けることは出来ません。
隙間風だらけの家では期待できませんが、キチンとした
高気密・高断熱住宅やRCのマンションなどでは、十分に
暖房コストを下げることが出来ると思います。
気になる方はいつでもご連絡くださいね。
見積もりしますよ。 ・・・ちょっと営業ッ気を出してしまいました。
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