風呂タイルのカビ
そのお風呂の床タイルですが、入居後2年ほどで目地(タイルとタイルの間)の
付近を中心に黒いカビが目立ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、お風呂を洗う最適なタイミングは、入浴後すぐ、ですよね。
入居当初はそれほど意識していなかったので、カビの繁殖を許してしまいました。
特に床タイル部分は、頭や体を洗った石鹸や脂がお湯と一緒に残っており、
カビの発生条件が揃いやすい場所です。カビの発生を予防するには、
最後の人がお風呂から出たら、なるべく早く
(1)熱いお湯で、床タイル上の石鹸や脂を流す
(2)次に冷水をかけて温度を下げる ※カビの繁殖予防のため
(3)最後に乾拭きできれば最高!
です。
我が家も心がけていますが、お風呂に入ってリラックスしたところで
なかなかすぐに体が動きません。
ついつい翌日のお風呂にお湯をためる前に洗ってしまいます。
私が最後に入浴した時は、たまに、乾拭きだけはしています。
それでも目立ってきたカビを、知らないうちに家内が撃退していました。
洗う前の写真がなくて大変残念ですが、洗った後は、下記のようにとても綺麗に。
このタイルとタイルの間の目地に、黒いカビの点々が沢山発生していました。
撃退に使ったのは、これです。
もっとも強力な部類に入る「カビ取り用洗浄剤」です。
簡単に洗浄時の手順を記載します。
(1)事前に、普通のお風呂用洗剤等で床タイルを洗って、乾燥させておく
(2)必ずお風呂の窓を開け、換気扇を回し、室内側のドアを閉めて、
手にはゴム手袋をはめて行う。
(窓から入った空気がショートカットして換気扇から出ていくようなら
換気扇を回して窓は閉め、室内側のドアを少し開けるなどし、
どちらにしても換気が十分できていることを確認する。)
(3)目地のカビだけに洗浄剤をスプレーして、15分~30分放置する。
(4)後は、シャワーで十分流す。こすったり拭いたりは不要。
(5)まだカビが残っているようなら、再度水分を拭き取り、洗浄剤をスプレーし、
15分放置して、同様にシャワーで流す。
以上です。とにかく、換気にはご注意ください。
さて、我が家のケースをご紹介しましたが、こういったものには
メーカーさんから親切なマニュアルがご提供されています。
タカラスタンダードお手入れマニュアル
をご参照ください。(最初からそっちを出せ!!)
こちらのページの後半の<目地部分>が参考になります。
カビは目地の中に根を張るので、長期間の放置は禁物とのこと。
最後に書かれているように、頑固な汚れになる前に、毎日のまめなお手入れで
防げますとのこと、分かってはいるんですけどね・・・
ご参考になれば幸いです。
コメント