風評被害

2011/03/23

いろんな方面で、風評被害が出ています。

特に、全くエリア的にも、量的にも影響の少ないはずの

野菜類たち。

それ以外にも、「福島県」 というだけで

物資が届かない、流通業者が入ってこないなど

福島県の方たちには、ほんとに迷惑な話だと思います。

 

同じく福島県の 「いわき市」 に多くの工場が

集中する 「クリナップ」 さんは

実際の被害と部品の調達困難や流通の不備などにより

受注済みのキッチンやバスの生産・納入の

未定など、非常に多くの従業員さんたちは

悔しい思いを抱きながら、「自宅待機」 だそうです。

 

いわき市中心部でも、ほとんどのお店が閉まり

人や車もほとんど見ない状態だそうです。

 

「もう、クリナップはヤバイ!」  

「もう再開出来ないかもしれない。」

 

などという、根拠の無い 「風評」が流れているそうです。

 

全国の、第一線で動き回っている 営業マンや

ショールームの人々。

 

さらには、あれほどの 「ものづくり」 に対する情熱や

技術を持った 職人さんたち(工場内の従業員)の

悔しさは、察して余りあると思います。

 

ニュースなどでは、野菜、牛乳、水道水などなど

いろんな報告がされていますが、クリナップをはじめ

ものづくりに携わる いろんな業界の人々が

風評被害に苦しんでいます。

 

情報が入らないから生まれる風評ですが

これほど情報化社会になっていながら

きちんと取捨選択が出来ず、考える力がなくなっているのか?

と思わざるおえません。

 

昨年、福島県いわき市のクリナップの工場を

見学していたので、余計 福島県を心配してしまうのかもしれません。

 

みなさん、わけのわからない風評に振り回されないように

してくださいね。

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