本日のラジオ「スーパー工務店を探しましょう」
「スーパー工務店を探しましょう」
というでお話させて頂きました。
ラジオなのでお見せすることはできなかったのですが、スタジオに持って行ってパーソナリティーの森田さんに見て頂いたスライドです。
「構造塾」主催のM’s構造設計の佐藤さんが昨年ツイッターに上げたスライドです。(再利用の許可頂きました)
一握りの工務店が、構造も温熱環境も高めた高性能住宅を建てているので、ぜひそのスーパー工務店を探してくださいね、というお話でした。
そして、その足掛かりの一つは「気密測定を、建築物件全棟に対して行っていること」。
これは結構ハードルが高いかも知れませんが、私も気密施工に加わったり、気密測定の現場に立ち会ってみて実感しました。
宣伝のために測るわけではなく、弱点になる大きな隙間が無いこと、全体的に隙間が少ないことなどを確認するために気密測定を行い、不具合があれば直して品質を上げていきます。
それを全棟に対して行っているということは、一棟一棟、温度差のない快適な建物を建て、高い品質でお引渡しすることを真面目にやろうとしている会社さんであると思われます。
社内のスタッフ、大工さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さんなど、様々な方の協力を得ないと、高気密施工は出来ません。とても大変だと思いますが、それに取り組んでいる工務店さんに話を聞いてみると、住宅展示場などとはまた違った世界が見えてくると思います。
ぜひそんなことも条件にして選んでみてください、とお話させて頂きました。
毎年何十万棟という新築住宅が建ちます。
大勢の方が、一生かけてローンを払う家を購入されています。
その中に、本当に住む人のことを考えて建てられている建物がどのくらいあるのでしょうか。
どのくらいの方が、期待通り、またはそれ以上の家を手に入れることが出来ているでしょうか。
その割合が少しずつでも増えて欲しいと心から願います。
※「スーパー工務店」の名付けの親、東京大学 前准教授コラム
住宅にかかわる人たちがサボってきたから、多くの人が「暖かい」と「電気代が安い」を一度に解決できることを知らないんですね(リンク)。
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