メンテナンスコスト50年で1,800万円以上の差
住宅のメンテナンスコスト(維持管理費)で特に高額となる
屋根、外壁、水切、防蟻に絞って、50年間に必要となる
メンテナンスコストを算出してみました。
A.最もメンテナンスコストの低い住宅の仕様
・屋根 = 陶器製瓦
・外壁 = 乾式レンガ、ツィーゲル
・水切 = 18-8ステンレス
・防蟻 = 特殊防蟻シート
B.最もメンテナンスコストの高い住宅の仕様
・屋根 = ガルバリウム鋼板、カラーベスト
・外壁 = サイディング(低価格)
・水切 = ガルバリウム鋼板
・防蟻 = 防蟻薬剤散布
コストは床面積35坪程度の総2階住宅を想定し、
年率2%のインフレとして算出しました。
詳しい計算内容は長くなるのでここには表記しません。
A・B以外の仕様も計算しましたが、
ここではAの仕様とBの仕様のコスト差のみを表記します。
結果、AとBのメンテナンスコストの違いは1,822.9万円となりました。
メンテナンスですからメンテナンスしなければコストはかかりませんが
住宅の寿命は短くなります。
またA・Bの仕様による当初の建築費の違いは
多く見積もっても500万円程度です。
これらの情報を考慮したうえで住宅の建築に取り組んでいただきたいと思います。
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