冷房・除湿の使い始めのお願い
こんにちは。面長なので顔が茄子に似ていると言われたことのある岡本です。夏野菜ですね~。
さて、今回は、主に施主の皆様へのご案内です。
そろそろ冷房や除湿を使い始められて、外のエアコンの室外機のそばのホースから、チョロチョロと水が出ていると思います。
そこで、出ている方も出ていない方も、ドレンホースのつまりを防ぐため、「ドレンつまり取りポンプ」で予防しておいていただきたいというお知らせです。
↑こんなのを、当社でエアコンを取り付けられたお施主様にはお引渡しの際に差し上げているかと思います。(ホームセンターやネットでも1,000~1,500円くらいで売っています)
このポンプを、エアコンの室外機のそばから出ているドレンホースにつなぎます。
虫よけのキャップがついている場合は、キャップを外して行ってください。
またホースの形状などが違ってやり方が分からない場合は、お問合せ下さいませ。
しっかり差し込んだら、ハンドルをぐいっ!!と引きます。
手ごたえがなかったらそれはそれでOKです。
若干手ごたえがあり、それでも水が出てこなかったら、水が出るまで何回か繰り返してください。
まとまった量の水が出てきたら、詰まりが取れた証拠です。それでも念のため何回か繰り返して頂ければと思います。
冷房や除湿は必ずエアコン内は結露して水滴が発生しますので、状況によって内部にドロドロしたものが発生して、ドレンホースを詰まらせることがあります。
たまに状況を見てこれをやっていただくことで、室内機から水があふれて漏れることを防ぐことができます。
※これをしなくても何ともないお宅もありますが、メンテナンスの一環と思ってやっていただければと思います。
※使い始める前に詰まりがなくても、エアコンを使い始めて少し水が流れたら、ホース内のゴミがふやけて詰まってしまう場合もあるようです。最初OKでもエアコンを使い始めてあまり水が出ていないようであれば、もう一度試すなどしてみて頂ければと思います。(ずっと冷房や除湿をしているのに、全く水が出ないということはありません)
※シーズンの最初がOKでも、何か月か使ううちに詰まることもあります。例えば2週間や1ヵ月ごとといった感じで定期的にやっていただけると、より予防につながります。
ついでにもう1点、エアコンをつけっぱなしにせず、毎日夜は切っているお宅もあるかも知れません。除湿や冷房を切った際には、「内部乾燥」「内部クリーン」など、室内機の中を乾かす機能を使って、カビの発生を抑制してください。それでもいずれエアコン内はカビが生えてしまい業者洗浄が必要になることが多いですが、内部乾燥をすることである程度防ぐことができます。
↑写真はコロナのエアコンのリモコンです。「内部乾燥」は1時間送風して止まる機能です。
ダイキンの「内部クリーン」は、ONにしておくと、冷房運転を止めたら自動で内部乾燥する機能で、メーカーにより挙動が異なります。
年々過ごしにくくなる日本の夏ですが、高気密高断熱住宅で快適に過ごして頂ければ幸いです。
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