ガルバリウムの屋根はサビるので維持費が大変
最近、多く屋根材として使用されているガルバリウム鋼板は、鉄にアルミニウム55%、亜鉛43.3%、ケイ素1.6%の組成からなる合金でめっきがされた鋼板のことです。
耐久性が高いとされていますが、めっきの経年劣化により鉄にサビが生じます。ガルバリウム鋼板メーカーは一般的に10年~25年の保証をしています。ガルバリウム鋼板を屋根に使用した場合表面の劣化だけでは無く、裏面に生じた結露が劣化を促進して、ガルバリウム鋼板の耐用年数を短くすることもあります。
表面の劣化は10年~15年每のメンテナンスで対応できますが、裏面の劣化はメンテナンスできません。表面のメンテナンスは1回で約60万円~130万円が必要となります。裏面の劣化の場合は屋根の取り替えとなり、費用は約200万円となります。陶器製の瓦と比較すると、維持管理費用は多額となることを知っておくことが必要です。
※ガルバリウム鋼板の屋根は、鳥のフンで穴のあくこともあります。
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