HMのリフォーム
新築工事の合間を縫って
倉敷市内で、あるハウスメーカーの建物をリフォーム中です。
当時モノの、カーペット敷きの階段や廊下を
フローリング仕様に変更します。
先ずは 既存のカーペットをひっぺがすところです。
このカーペットは、裏地の仕様や 貼り方、使用していたボンドの
状態で ひっぺがす作業のやり易さが大きく変わります。
下階への音の対策も兼用する為でしょうが
2階の寝室等の居室の床がカーペットという
建物があります。
薄いカーペットの下には、フェルトと呼ばれる
再生リサイクル品(衣服等の生地や綿のカタマリ)の厚手の
シートを先張りする仕様も多く見受けられます。
ハウスメーカー 特に鉄骨系の商品は
何事にも制限が多く、木造のようにはいきません。
電気配線工事一つとっても、配線の取り回しが出来るエリアが
狭かったり、隠ぺい配線の場合、ピンポイントの
隙間を狙って電線を送らなければならない等、結構大変です。
大手ハウスメーカーの中では、
「Mホーム」
「Pホーム」
「Dハウス」
の各社が 特にやりにくい。と 職人さんたちの間では
常識のようです。
このお宅でも、もともとの電気工事の業者さんが
非常に苦労された形跡が伺えます。
パッと見、「こんな事して大丈夫なんかな?」
という仕事もありましたが、「確かにこうするしかなかったんだろうなあ・・・。」
と 西本電業さんと納得。。。
最近は クランプのような専用パーツや治具が
ありますが、この当時は とにかく直結&ビニールテープ巻をしまくっています。
西本電業さんと 河原大工さんが
コツコツと地味な仕事をこなしています。
事前に 現場を退去してくださり、
家具・家電類も 1~2か所にキレイにまとめて頂いてるので
作業がしやすい 現場で非常に助かっています。
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