地盤改良工事着手。

Ｍ様邸の地盤改良工事が始まりました。

トラバースさんの「タイガーパイル工法」を採用です。

直径400ｍｍのコンクリートパイルを地中に作っていきます。

この先端を重機に取り付けて、回転させながら、土と固化材を攪拌して

「柱状改良」とします。

リブ付きの鋼管杭を、そのコンクリートパイルの中心に

埋め込みます。

コンクリートの柱だけに対して、横方向の「力」に抵抗するために

鋼管があります。

もちろん、地盤調査のデータや土質のサンプリング、敷地の状況など

調べた結果によって「タイガーパイル」にするかどうかが、決まります。

全現場がこの工法になるわけではありません。

地盤改良工事も日かげの無い環境での作業なので

大変です。

今回、新設した擁壁や敷地の水位の関係なども考慮して

慎重に、工期を長めに取っての作業となりました。