ガルバとその弱点対策。
コスミック・ガーデン初の 「ガルバリウム鋼板」の屋根葺き工事となりました。
錆び難いメッキ処理をされてはいますが、18-8ステンレスのような
防錆性能は持ち合わせていません。
メーカー保証も、出荷されて現場で加工した時点で、消滅するといった製品です。
今回、諸事情によりガルバリウム鋼板を採用するにあたり
ガルバリウム鋼板の弱点の一つ、裏面のメッキ層の薄さと、それによる
結露で発生する錆を少しでも防止する対策を行いました。

おなじみのルーフィングの写真ですが、手前と奥の違いが判るでしょうか。

一般的にルーフィングに対して、密着してしまうガルバリウム鋼板屋根ですが
固い樹脂繊維シートを敷きこんで、通気層を設けるようにしています。
これにより、鋼鈑の裏側で結露し、錆を発生させる現象を長期間抑え込む
事が可能です。
ただし、酸性雨や、鳥の糞などによる、錆の発生はこの方法では防ぎきれない為、
定期的な点検と 適切なメンテナンスが必要となります。

ちょっと分かりにくいですが、棟換気が付いて その上に棟押さえの板金が
掛かっているのが分ります。

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