解体工事始まる。
屋内の残存物も、一定の条件外のモノであれば、一緒に処分してしまいます。
アスベストの方も、問題なく通過しました。
重機が入れるようになるところまで、人力で進めて行きます。

手作業で、石膏ボードも剥がしていきます。
木材・石膏ボード類・ガラス・金属(鉄、アルミ)・電線類などなど
細かく分別しながらなので、手間も時間もかなり掛かります。

内装のボードを剥がしていくと断熱材の袋入りグラスウールが姿を現します。

解体時に確認した過去の割合から言うと、ほぼ100%の感じで
水蒸気の侵入による、「カビ」が発生しています。
室内に侵入することも考えられるし、カビが生える状態の繊維系
断熱材というのは、ほぼ断熱性能が無い。に等しい位低下しています。
「袋入り繊維系断熱材」の中に水蒸気を入れない施工をしていれば
問題は起こらないのですが、実際は中々・・・といったところでしょうか。

天井の断熱材については、ほぼ置いているだけなので、小屋裏の
熱を遮断することは出来ません。
この状態の建物が結構多いのが現状です。

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