瓦葺きと天窓。
上棟祭が終ると同時に、すぐに瓦葺きに掛かります。
二十通気層の屋根の瓦地にルーフィングを張って、防腐処理した「瓦桟」を
留めつけて、小分けした瓦を屋根全体にまんべんなく振り分けておきます。

しっかり荷重が掛かって、建物が数ミリ沈んだりしてから「帯金物」などを
固定していきます。
切り妻屋根の両端には、「ケラバ瓦」が被るのですが、その下には
「捨て樋」と呼ばれる18-8カラーステンレス板金による雨樋が
隠れるように設置されています。
もちろん、瓦は全段留めを行い、固定には同じくステンレス製+クッション付きビスを
使います。

2か所、天窓も設置されています。
高い防水性能と、コーキングに頼らない仕様、年数が経過しても、
いつまでも補修部品が出荷される体制が、北欧のデンマークの会社らしい
長所です。もちろん、正規品である「日本ベルックス」が扱う安心感もあります。

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