ケイミュー展示会

2014/07/09
本日、パナソニック社とケイミュー社の合同展示会が

コンベックス岡山で開催されていたのですが、時間が無く、

ケイミュー社の展示場にしか入れませんでした。

 

「ケイミュー(KMEW)」という社名は聞きなれないかも知れませんが、

当社でも採用している外壁材(窯業系サイディング)の「親水セラ」や、

他にも光触媒でコーティングした「光セラ」、金属のサイディングや

スレート板などを開発、販売している外装材、屋根材メーカーです。

 

当社にあるような小さい見本とは違い、大判のサンプルを用いて

外壁のラインナップがズラッと展示されていて、壮観です。

もうすぐ完成のお客様宅で採用されたものもありました。

 

曝露試験(外に置いて、どれくらいボロボロになるか試す)の

結果も展示されており、コーティングの質によって劣化の具合が

異なることが一目瞭然です。(写真では分かりにくいですが)

質の低い物を選択してイニシャルコストを下げることばかりを

優先すると、メンテナンスの回数が増えてしまうことを物語っています。

 

サイディングの板と板の間を埋めるシーリング材も、

品質により劣化の度合いが異なることが、

経年した現物の比較で展示されています。

こちらも同じことが言えます。

サイディングだけが良くても、間を埋めるシーリングが

ひび割れて雨水が侵入するとまずいので、同様の期間

耐久性を持つものを組み合わせたいところです。

 

ケイミュー社は、クボタとパナソニックのこの分野の事業部が

統合してできた会社ということで、メーカー的な技術面の

説明や展示が多く、藤井社長のアンテナもあちこちで

反応していました。

 

私も所見だったのは下記のものです。

何か分かりますか?

答えは、雨どいと、雨どいのふたのように見えるのは

雪や枯葉などを防ぐカバーです。

 

雨は、100ミリ程度までなら表面張力で隙間から雨どいに

流れ込んでいくと言う説明でしたが・・・ホントかなぁ・・・

明日外に出しておけば、台風8号の降らす雨で分かるかも知れません。

 

さて、他にも軽量セメント系の屋根瓦があったり・・・

 

商業施設も含む建物や複雑な形の建物などに合わせた

オーダーメイドの雨どいの紹介コーナーもありました。

多種多様なメーカーや職人さん、色々な人々が携わって、

一軒の建物が完成しているんですね。

 

住宅を自然の脅威から守る、重要な外装関連の建材を製造する

KMEW(ケイミュー)さんでした。

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